女性に人気の職種である歯科衛生士。都会的なデンタルクリニックから地域密着型の歯科医院まで規模や得意分野は様々ですが、コンビニエンスストアよりも多いといわれるその数もあって、希望の職場や条件を探し出すのは一苦労です。職種的には売り手市場であり転職も活発なので、転職サイト&エージェントをしっかり活用して、自分に合ったお仕事を見つけないと損。歯科衛生士に転職するにあたって使いたいおすすめサイトとエージェントを、現役歯科衛生士にヒアリングを行った上でピックアップしたので、その評判や口コミをぜひチェックしてみてください♪
歯科衛生士におすすめの転職サイト&転職エージェントランキングTOP7
それでは早速、歯科衛生士におすすめ転職サイト&転職エージェントをご紹介していきましょう。まずは取り扱い求人数と合わせて、その一覧から。専門性の高い転職サービスだけでなく総合転職サービスまでピックアップしていますが、網羅性や情報の充実度、サポート体制などそれぞれの良さがあるので、最初から1つに絞らず複数登録して比較しながら転職活動を進めるのが理想です。
- 選び方のポイント1:求人数が多いか
- 転職サイトでは、「取り扱い求人」がサイトごとに異なります。選択肢が多いと迷ってしまう反面、比較も可能に。特に条件へのこだわりや地方での就職を検討している方は求人数が多いサービスが良いでしょう。
- 選び方のポイント2:コンサルタント、情報が信頼できるか
- 相談に乗ってくれる「コンサルタント」は相性が重要なので、2-3つ複数サイトに登録し、自分似合った人を選びましょう。サイトの場合は、その情報の質が良いかどうかが大切です。しっかり取材して掲載しているかなどを見ると良いでしょう。
歯科衛生士の人気転職サイト&エージェント一覧
順位 | サイト名 | 取り扱い求人数 | 詳細をチェック |
1 | ジョブメドレー | 歯科衛生士求人数:14,052 | |
2 | ファーストナビ歯科衛生士 | 歯科衛生士求人数:14,661 | 公式サイトを見る |
3 | doda | 公開求人数:84,258 | |
4 | リクナビNEXT | 公開求人数:49,938 | 公式サイトを見る |
5 | GUPPY | 歯科衛生士求人数:9,267 | |
6 | メディカルリンケージ | 歯科衛生士求人数:305 |
※取り扱い求人数は 2021/6/11時点のものです
続いて、各サイトの詳細をチェックしてみましょう。
1位:ジョブメドレー
「ジョブメドレー」は、株式会社メドレーが運営する医療介護求人サイト。リクナビやマイナビといった就職・転職サービス大手と比較すると後発のサービスではありますが、この業界においては現在日本最大級の規模の病院/歯科医院/介護事業所と求職者のマッチングサイトです。案件数が圧倒的に多いので、キャリアアップはもちろんブランクやご家庭のある方の再就職でも活用することができるでしょう。全国296,983件の事業所の正社員、契約社員、アルバイト・パート、業務委託募集情報が掲載されており、歯科衛生士だけで見ても約14,000件もあります(2021年6月11日現在)。
- 魅力1:会員登録(無料)をしておけば、キャリアサポートが代わりに求人情報を探してくれます。
- 魅力2:会員登録(無料)後、あなたのプロフィールを充実させておけば、歯科医院からのスカウトメールを受け取ることもできます。
- 魅力3:「ジョブメドレー」で掲載している歯科衛生士の求人は、すべて契約している歯科医院から寄せられた正規の求人情報。応募すると「ジョブメドレー」を介さず直接事業所の担当者に応募内容が届くようになっているので、スムーズに選考に進むことができます。
- 30代女性(歯科衛生士|年収380万円)の口コミ
- 評価:★★★★★
- 求人数が多く、多くの中から選べたのも助かりましたが、サイトがシンプルでわかりやすかったです。子育て中のためブランクがあったので、キャリアサポートにも連絡してみましたが親身になっていただき、満足のいく転職をすることができました。
2位:ファーストナビ歯科衛生士
「ファーストナビ歯科衛生士」は、株式会社ファーストコネクトが運営している歯科衛生士の専門転職サイト。“エージェント型”サービスのため、転職エージェント経由で応募することが可能です。姉妹サイトとしては、「ファーストナビ歯科医師」「ファーストナビ看護師」などがあり、文字通り医療系求人に強いのが特徴。小さな歯科医院から大手クリニックまで多くの求人情報が揃っており、その数は業界トップクラスとなっています。
- 魅力1:転職エージェントを使うことができるので、直接聞きづらいことや給料交渉などを任せたり、キャリアに悩んだ時の相談も可能です。
- 魅力2:非公開求人も扱っており、“穴場的”な職場にめぐり会えることも。
- 魅力3:「ファーストナビ歯科衛生士」には記事コンテンツが充実。都道府県別の給料ランキングや履歴書&職務経歴書の書き方などもまとまっています。
- 30代女性(歯科衛生士|年収350万円)の口コミ
- 評価:★★★★★
- 初めて転職エージェントを活用しましたが、安心して転職活動ができました。自分でいうのもなんですが引っ込み思案な性格なので、給与についての希望を伝えられたのが助かりました。今の職場で何かあれば、またお願いすると思います。
3位:doda
「doda」は、パーソルキャリア株式会社(旧インテリジェンス)の運営する転職サイト&エージェント。サイトからも応募できますが、求人によってはエージェント経由となるものも。総合転職サイト以外にも、エグゼクティブやITなどの専門情報も取り扱う人材業界大手ですが、メディカル専門サイトはあるものの残念ながら歯科専門というわけではありません。とはいえ、大手ならではの丁寧なサポートが期待できるでしょう。
- 魅力1:転職エージェントが「doda」の強み。給料交渉などをお任せするのはもちろんのこと、面接対策などもお任せしましょう。
- 魅力2:公開求人数が業界トップクラス。非公開求人も非常に豊富です。
- 魅力3:履歴書の書き方や職務経歴書のサンプル&テンプレートのダウンロードが可能だったり、記事や診断ツールなどが盛りだくさん。
- 20代女性(歯科衛生士|年収350万円)の口コミ
- 評価:★★★☆☆
- 総合職の友人が使っていたりCMを見たりと、知っている転職サイトだったので試しに登録しました。全体的に使いやすく、履歴書のテンプレートが豊富で助かりましたが、歯科衛生士の求人数は思っていたより少なかったです。でも、歯科衛生士を続けるか自体も迷っていたので、その点では良かったです。
4位:リクナビNEXT
「リクナビNEXT」は、人材業界最大手であるリクルートが運営する転職サイト。「ホットペッパービューティー」や「スーモ」「じゃらん」など知名度の高い会社が運営しているため、圧倒的な情報量が魅力です。総合転職サイトではありますが、大手クリニックなどの医療系求人も掲載。女性の転職や地方の転職についてもコンテンツがまとまっているので、見ているだけでも発見があるでしょう。
- 魅力1:「リクナビNEXT」はアプリもあるので、隙間時間にスマホでの求人チェックがしやすいです。
- 魅力2:業界最大手だからこその求人数。医療系求人も揃っています。
- 魅力3:履歴書や職務経歴書のサンプル&テンプレートのダウンロードも可能。
- 20代女性(歯科衛生士|年収340万円)の口コミ
- 評価:★★★☆☆
- アプリを使って求人を探しました。唯一名前を知っている転職サイトだったため、安心感があったので。求人数は多いのですが、歯科衛生士に限っていえばちょっと少ないかなという印象です。ただ私の場合、結婚を機に歯科衛生士以外の事務も探していたのでメリットはありました。
5位:GUPPY求人
「GUPPY求人」は、医療や介護求人に強い専門転職サイト。株式会社グッピーズが運営しています。国内医療系求人サイトの老舗ということもあり、「GUPPY」で採用活動を行ったことのある病院やクリニックはこれまでに4万法人を数えるとのこと。会員登録を行うと、匿名での問い合わせができたりスカウトを受け取ることが可能です。
- 40代女性(歯科衛生士|年収100万円)の口コミ
- 評価:★★★☆☆
- 私の場合は夫の扶養範囲でのパート勤務のため、特に仰々しいサポートは欲していなかったのでグッピーがちょうど良かったです。求人数は大手に比べて少なかったかもしれませんが、おかげさまでいい時給のところにめぐり会えました。
6位:メディカルリンケージ
「メディカルリンケージ」は、株式会社リンケージによる歯科衛生士だけでなく歯科医師も使っている転職エージェント。非公開求人の取り扱い数が多いことに加え、面接の調整だけでなくエントリーシート作成までも転職エージェントがやってくれるというのが最大の魅力です。「メディカルアカデミア」というコンテンツでスキルアップやノウハウもキャッチアップできます。
- 30代女性(歯科衛生士|年収360万円)の口コミ
- 評価:★★★☆☆
- 歯科衛生士としてさらにキャリアを積みたいと考えていたのですが、仕事が忙しくなかなか転職活動に時間が割けませんでした。その点このサービスは楽でした。ただ、大きい都市の求人しかなかったので、地方在住の私には少し心許なかった点がありました。
そもそも…歯科衛生士の平均年収ってどれくらい?
年齢 | 月給 | 年間賞与 | 平均年収 |
20~24歳 | 23.6万円 | 26.9万円 | 309万円 |
25~29歳 | 25.0万円 | 42.8万円 | 342万円 |
30~34歳 | 26.6万円 | 48.4万円 | 368万円 |
35~39歳 | 23.9万円 | 48.5万円 | 335万円 |
40~44歳 | 30.5万円 | 73.5万円 | 440万円 |
45~49歳 | 28.9万円 | 56.2万円 | 403万円 |
50~54歳 | 35.8万円 | 54.5万円 | 485万円 |
55~59歳 | 29.0万円 | 91.5万円 | 439万円 |
60~64歳 | 35.6万円 | 87.2万円 | 514万円 |
引用元:平成元年賃金構造基本統計調査・https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html ※平均年収は、「月給×12ヶ月+年間賞与」で算出
このデータは従業員数10人以上の職場で働く歯科衛生士の平均値です。実際は、施設規模によっても年収に差があり、従業員100人以上、1000人以上の歯科医院や病院の方が年収は高い傾向にあります。
自分の年収が平均以下なら職場の見直しも検討してみては?
職種によっておおよその年収は決まってしまいますが、それでも職場による違いは大きいです。同じ役割だとしても年収は大きく異なることもありますから、自分の職場の年収が同年代に比べてどうかは必ずチェックしたいところです。
転職するつもりがなくても、
- 自身の評価や年収は適正なのか
- 同年代同職種の人はどんな仕事を行っているのか
- 今後のキャリアについて悩んでいる
そんな時は転職サイトや転職エージェントにまずは登録して、気軽に相談してみましょう。
最後にもう1度、歯科衛生士の人気転職サイト&転職エージェントをチェック!
順位 | サイト名 | 取り扱い求人数 | 詳細をチェック |
1 | ジョブメドレー | 歯科衛生士求人数:14,052 | |
2 | ファーストナビ歯科衛生士 | 歯科衛生士求人数:14,661 | 公式サイトを見る |
3 | doda | 公開求人数:84,258 | |
4 | リクナビNEXT | 公開求人数:49,938 | 公式サイトを見る |
5 | GUPPY | 歯科衛生士求人数:9,267 | |
6 | メディカルリンケージ | 歯科衛生士求人数:305 |
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