言語聴覚士に向いてないと感じる?抱える悩み、向いている人の特徴について

言語聴覚士 向いてない女性の仕事・資格

言語聴覚士として働いている人の中には、

  • 自分は言語聴覚士に向いていない…
  • 他の仕事に就けば良かった

と辛い思いをしている人もいるのではないでしょうか?そこで今回は、言語聴覚士に向いていないと感じている人のために、よくある悩みと向いている人の特徴を紹介します。この記事を読んで、今後の仕事の参考にしてくださいね。

今から言語聴覚士を目指したい!という人は以下をご覧ください。
言語聴覚士(ST)の資格とは?資格の取り方から仕事内容・年収、やりがい等を簡単に解説!

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言語聴覚士に向いてないと感じる理由

言語聴覚士が向いていないと感じる理由には、仕事内容のミスマッチや精神的疲労、焦りなどが挙げられます。それぞれの理由について詳しく解説していきますね。

向いてないと感じる理由①やりたい仕事ができない

一口に言語聴覚士と言っても言語障害、音声障害、嚥下障害など担当する障害の種類はさまざまで、子供から高齢者まで幅広い年代を対象としています。一般的にはまず病院で総合的な知識や経験を積んだあと希望する領域を選択していきますが、勤務先の方針や人員配置などによってはやりたい仕事ができないこともあります。やりたい仕事ができないと、モチベーションが下がり「自分は向いていない」と感じてしまいますよね。

向いてないと感じる理由②精神的に疲れる

言語聴覚士が関わる患者さんの中には、会話をするのが難しい人や認知症の人、障害のある自分に絶望してしまう人など特別な配慮が必要な人が多くいます。言語聴覚士は患者さんの様子を見ながら常に前向きに対応することが求められますが、ときには自分まで気分が落ち込んでしまうこともあるでしょう。リハビリを行う職業である以上、辛い思いをしている人に接しなければならないのは仕方のないことですが、人によっては「私は性格的に向いていない」と感じてしまうこともあるのです。



言語聴覚士に向いている人の特徴とは?

言語聴覚士はコミュニケーション能力や洞察力、共感力などがある人が向いています。それぞれについて詳しく説明しますので、本当に自分が言語聴覚士に向いていないのかもう一度考えてみてくださいね。

コミュニケーションを取るのが好き

言語聴覚士は上司や同僚のほか、医師や看護師、介護スタッフ、患者さんなどさまざまな人と関わる仕事です。特に患者さんやその家族とは強い信頼関係を築かなければ円滑なリハビリは行えません。最初から高いコミュニケーションスキルを持っている人ばかりではありませんが、そもそも人との関わりが好きでない人は前向きに働くことが難しいかもしれません。

リンク:言語聴覚士の人間関係の悩みとは?職場・患者との関わり方について

洞察力がある

言語聴覚士が対象とする患者さんの中には、感情をうまく言葉にして伝えられない人が多いため、ちょっとした表情やしぐさから気持ちを汲み取る力が必要とされます。また、リハビリのプロとして患者さん自身も気付いていないわずかな変化も見落としてはいけません。そのため、言語聴覚士には相手の様子を見て適切な対応をするための洞察力がある人が向いています。

共感力がある

患者さんは何かしらの障害を抱えているため、

  • こんな簡単なことができないなんて情けない
  • もうリハビリには疲れた

と辛い思いをしているケースも少なくありません。そんなとき、言語聴覚士には適切なリハビリを行うだけでなく患者さんの複雑な心境に寄り添い共感することが求められます。もちろん優しく寄り添うだけでは障害は回復しませんが、相手の気持ちを理解しようとする姿勢がなければ患者さんの信頼は得られないでしょう。

根気強い

言語聴覚士に限らずリハビリに関わる仕事全般に言えることですが、障害は長い年月をかけて改善していくものなので、すぐに結果が出なくてもコツコツと続けられる根気強さが必要です。また、患者さんの中にはなかなか心を開かない人もいるため、コミュニケーションにおいても根気強さが大切。そのため、なかなか成果が現れなくても諦めずに取り組める人が言語聴覚士に向いていると言えます。

協調性がある

言語聴覚士は単独で仕事を行うのではなく、理学療法士や作業療法士、看護師、医師、介護スタッフ、管理栄養士などさまざまな職種の人と連携して仕事を行う機会が多くあります。迅速な連絡や情報共有、お互いの立場を尊重したやりとりが必要とされるため、言語聴覚士には協調性が重要となります。

本当にキツイと感じたら無理せず転職も検討!

どんな仕事であっても「自分にはこの仕事は向いていない」と感じることはあるため、すぐに諦めるのではなく一度冷静になって自分の気持ちを整理することが大事です。しかし、この記事を読んで「やっぱり自分には向いていない」「もう本当にキツイ」と感じたら無理をせずに転職を考えましょう。

言語聴覚士には医療施設、福祉施設、保険施設、教育機関と多様な活躍の場があるので、言語聴覚士として新しい職場で違う領域に挑戦するという選択肢もあります。また、言語聴覚士だけにとらわれず異職種への転職を目指すのも良いでしょう。今の仕事が「向いていない」と感じても、職場や仕事内容を変えればやりがいもって前向きに働けるようになるかもしれません。

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