保育士に向いてないと感じる人の悩みとは?向いている人の特徴とは?

保育士 向いてない女性の仕事・資格

「子どもが好き」「成長を見守りたい」という思いから保育士になったのに、いざ働いてみると「保育士に向いてない」と感じる方は多いのではないでしょうか?実際に、保育士は大変な業務も多く、憧れやイメージだけでやっていけるほど甘い仕事ではありません。しかし、簡単に「向いてない」と思い込んでしまうのではなく、一度冷静に自分を見つめ直すことも大切です。

そこでこの記事では、保育士に向いてないと感じる人の悩みと向いている人の特徴をまとめてみました。保育士という仕事に不安を持っている方はぜひ参考にしてください。

今から保育士を目指したい!という方は以下をご覧ください。

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保育士に向いてないと感じる人の悩み

どんな仕事でも「向いてない」と感じることはあるものですが、保育士の場合はどんな悩みを持ちやすいのでしょうか?まずは、保育士が向いてないと感じる悩みについて詳しく解説します。

体力的にキツイ

保育士は専門的知識が必要なだけでなく、体力も使う仕事です。子どもたちと一緒に遊んだり抱っこしたり、全力で動き回る子どもたちと関わることは肉体労働といっても過言ではありません。また、保育士が働く職場は女性が多いため、力仕事を任されることも多いでしょう。

実際に、「平成30年度東京都保育士実態調査」によると、退職理由に「健康上の理由(体力含む)」と答えた保育士は20.6%にも登りました。そのため、もともとの体質に加え、日頃から体調管理に気を遣える人でないと肉体的なストレスがたまってしまうでしょう。

参考:平成30年度東京都保育士実態調査・https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/shikaku/30hoikushichousa.html

コミュニケーションが苦手

明るくコミュニケーション能力が高い保育士は、子どもから好かれやすく、保護者からの信頼も得やすいです。しかし、誰とでも分け隔てなく接することは簡単ではありません。中にはなかなか心を開いてくれない子どもや対応が難しい保護者などもいるでしょう。また、子ども同士のトラブルや保護者へのお願いなど、言いづらいことを伝えなければならない機会もあります。

最初はうまくできなくても、経験を積むうちにある程度慣れてくることが多いですが、中にはコミュニケーションに強い不安を抱く保育士もいるでしょう。

汚れることが嫌

保育士の仕事をしていると、子どもがおもらしをしたり吐いたり、泥が付いた手で触ってくることは日常茶飯事です。これらは子どもを預かるうえでは避けられないことなので、汚れたくないからと逃げることはできません。

しかし、「保育士がから仕方ない」「子どものため」だと頭で分かっていても、どうしても抵抗感を持ってしまうもの。生まれ持った性格や感覚による部分も大きいため、「もう保育士は無理だ」と自信を失ってしまう方も多いでしょう。

人前で緊張してしまう

保育士は、大勢の子どもや保護者の前で話をしたり歌ったりする機会が多いため、人前に立つことが苦手な人は苦労しやすいです。特にピアノの演奏や保護者参観、出し物などでは、緊張する方が多いのではないでしょうか?誰でも少しは緊張するものですが、毎回頭が真っ白になってしまうのは辛いですよね。緊張が原因で失敗を繰り返すと、保育士としての自信も失うでしょう。

保育士に向いている人の特徴

ここまで、保育士に向いてないと感じる人の悩みを紹介しました。では、逆に保育士に向いているのはどんな人なのでしょうか?これを読んで、自分が本当に保育士に向いてないのかを冷静に考えてみましょう。

子どもが好き

保育士は知識も体力も必要とするため、決して楽な仕事ではありませんが、たくさんの子どもたちと触れ合える、成長を近くで見守れるという魅力があります。そのため、何よりもまず子どもが好きな人が向いています。もちろん、その気持ちだけでやっていけるほど甘い世界ではありませんが、子どもへの興味・関心は大きなモチベ―ションとなるでしょう。

コミュニケーション能力や体力面でキツイと感じることがあっても、子どもが好きという気持ちがあれば、前向きに努力し続けられるのではないでしょうか?

リアクションが大きい

子どもは、分かりやすい反応をする人やはきはき話す人の方が安心するものです。また、乳幼児期は人間形成にとって大切な時期でもあります。そのため、保育士は自然と大きなリアクションができる人が向いているでしょう。

たとえば、ただ「〇〇ちゃん、よくできたね。」と言うよりも、「わー、〇〇ちゃんすごい!これできたんだ!」と笑顔で言った方が子どもには伝わりやすいです。普段からリアクションが大きい人や感情豊かな人は比較的スムーズに対応できるでしょう。

体力に自信がある

保育士は元気いっぱいの子どもたちと遊んだり重い荷物を運んだりと体力の要る仕事です。また、子どもに風邪や感染症などをうつさないように健康を維持しなければなりません。そのため、日頃から体調管理に気を遣い、体力増進に努められる人が向いています。

人と接することが好き

保育士は子どもや保護者、他の保育士などさまざまな人と関わる仕事なので、人と接することが好きな人が向いています。「子どもと話すと癒される」「保護者との会話も苦にならない」「みんなで協力して仕事を進めたい」といった感性を持っている人は、モチベーションを保ちやすいでしょう。

反対に、「自分のペースで仕事をしたい」「人と話すときに緊張する」といった人は、仕事自体にストレスを感じてしまうかもしれません。

忍耐力がある

保育士をしていると、「思うように子どもたちが動いてくれない」「保護者とうまくコミュニケーションがとれない」「他の保育士との関係が良くない」など、苦労することも出てきます。人を相手にする仕事なので、知識があるからと言ってうまくできるとは限りません。そのため、根気強く声かけや見守りをして、課題を解決していくことが必要となります。

すぐに結果を求める人や効率重視の人よりも、忍耐力がありコツコツ取り組める人の方が保育士には向いているでしょう。

本当にキツイと感じたら無理せず転職も検討!

保育士は専門知識だけでなく、コミュニケーション能力や体力、忍耐力が必要な仕事なので、人によってはキツイと感じるかもしれません。この記事では保育士の悩みや向いている人の特徴を紹介しましたが、改めて自分は保育士に向いていない、本当にキツイと感じた人は無理をせず転職も検討しましょう。

職場を変えてやり直したい場合は保育士として転職するのも良いですし、他の職種を視野に入れてもかまいません。保育士として働いた経験は必ず何かの形で役立つときが来るため、前向きに転職を検討しましょう。

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