助産師は何歳まで働けるの?高齢の方でもおすすめの働き方や職場を解説

助産師は何歳まで働けるの?高齢の方でもおすすめの働き方や職場を解説女性の仕事・資格

助産師として何歳まで働けるか、悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
お産にのぞむ母体を守りつつ、尊い命を取り上げることが仕事である助産師は、いったい何歳まで働けるものでしょうか。

この記事では歳を重ねてからも長く助産師として働き続けるためのヒントをご紹介します。高齢の方にもやさしいより良い働き方、転職先の探し方についてもご紹介します。
ぜひ希望に見合った勤務先を前向きに検討していきましょう。

今から助産師を目指したい!という方は以下をご覧ください。

助産師の資格とは?資格の取り方から仕事内容・年収、やりがい等を簡単に解説!

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助産師の一般的な定年は何歳まで

助産師として定年後も働き続けるにはどうしたらいいのでしょうか。助産師にも一般企業に勤める社会人のように定年というものが存在するのでしょうか。

助産師にも定年は存在する

助産師として働いている方は、おもに産婦人科のある病院やクリニック、助産所などが仕事場となっているのではないでしょうか。

助産師の定年は、勤め先や雇用形態によってその年齢が変わる傾向にあります。正規職員として勤めている場合は、一般企業同様助産師の定年を概ね60歳としている場合が多いようです。勤務先によっては再雇用制度を設けていたり、長年の実績から後進の指導者として残るよう打診を受けたりすることも。雇用の延長や契約内容を変更して同じ勤務先に残るということが実現すれば、65歳に達する時期まで働き続けることもできます。

何歳まで働けるかわからないという方は、ぜひ勤務先の雇用担当者へ問い合わせてみてください。今後のライフプランを立てやすくなるでしょう。

助産師の平均年齢は?

助産師にも定年があることがわかりましたが、実際のところ助産師の平均年齢は何歳くらいなのでしょうか。また、どの年齢層の方が多く活躍しているのでしょうか。

厚生労働省が毎年統計をとっている「就業保健師等の年次推移」によると、助産師の総数は平成30年末現在で36,911人となっています。平均年齢がわかる調査はされていないのが現状ですが、一番該当が多い年齢層は25~29歳で5,653人。次いで多くなっているのは40~44歳で5,129人となっています。3番目に多いのが35~39歳までの方で4,924人という結果から、幅広い年代の方が資格を生かして活躍していることがうかがえます。

またこの結果から、助産師は結婚や出産、子育てを経験する20代後半から40代前半の方が多いとも言えるでしょう。家庭との両立をはかりつつ現役助産師として長年勤務を続けている現状がわかるのではないでしょうか。

出典:厚生労働省 平成30年度衛生行政報告例「就業保健師等の年次推移」より

定年後も続けられる職場はあるの?

定年後も助産師として働き続けられる職場は存在します。
実際に先にご紹介した助産師の年齢分布の統計でも、60~64歳までの方は1,638人、65歳以上の方が1,293人と、平成30年時点で助産師として就業していることがわかっています。

定年後の就職先はさまざま。個人経営の助産院に再就職する、これまで長く勤務していた病院での需要を受けて残る、保育施設での業務から自治体の助産師訪問を担当する方まで幅広い求人が存在します。

働き方も多様化しており、雇用延長制度を利用して正規職員としてそのまま勤務を継続する、パートやアルバイトとして新たな就職先を探し、余暇を優先しながら希望する日数や時間帯だけ働くという方もいます。



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高齢での転職も可能なの?

助産師として国家資格を持つ方が高齢になった際でも、転職することは可能なのでしょうか。

インターネット上には医療系の転職サイトの数も多く、少し検索しただけでも全国津々浦々60歳以上の助産師資格を持つ方に向けた就職先が用意されていることがわかります。

地域別では、関東・関西・東海地方になるほど求人数が多い傾向にありますが、北は北海道、南は九州・沖縄まで一定数の求人があることがわかります。
気になる求人内容ですが、東京都内であれば年齢は不問、保育園での業務全般が仕事内容となる正規職員としての求人、大阪府内だと年齢不問、レディースクリニックのパート・アルバイト形態での求人も見受けられます。業務内容は妊婦の健康チェックや出産後の育児指導など。雇用期間の定めもないため、希望する期間だけでも勤めることが可能です。

このように「長きにわたって同じ職場で従事してきたから、外に出るのが不安…」という方でも、助産師の需要は多く存在します。
心配な点や不安な点がある場合は、就職サイトに直接問い合わせることも可能です。
親身になって相談に乗ってもらうことができますよ。

高齢の方の働き方

「もうシニアの域に達してきたから、これからは夜勤をこなすなどの激務からは離れて、少しゆっくり働きたいな」という助産師の方もいらっしゃることでしょう。
高齢になっても助産師として勤め続けるなら、身体を思いやりながら無理のない範囲で働くことがおすすめです。
新たな趣味を始めてみる、家族と過ごす時間を大切にするなどご自身のやりたいこと、目指す姿を思い浮かべましょう。おのずと答えが見つかり、新たな就職への一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。

勤務場所によっては高齢での転職でも30万以上の給料を支給してくれる所も存在するようです。

どういう転職先がおすすめ?

一番おすすめの転職先は、ご自身が納得できる給与が担保され、なおかつ居心地のよい職場を見つけることです。

助産師の経験を活かしながらも少しのんびり勤めたいのであれば、月給制ではなく時給制で働くという方法もあります。パートやアルバイトでの雇用契約とはなりますが、これまで忙しく昼夜問わず働いてきた方には身体をいたわる良いチャンスかもしれません。また、培ってきた経験をもとに新米ママやパパの育児指導にあたりたいなどの希望があれば、自治体の助産師訪問担当、保育の現場などで求人を探してみることもおすすめです。

働けるかも!と思ったらまずは相談してみましょう

赤ちゃんとママを守ってくれる尊いお仕事である助産師。どの母親も助産師の方なくては産院でお産を無事済ませることができません。

ただ助産師の仕事も体力勝負であることが実状です。ご自身の体調やご家族の介護などの発生状況を考慮しながら少しでも長く社会で活躍してください。

まずは希望に合う求人を探してみましょう。あなたの力を必要としている就職先がたくさん待っていますよ。

助産師の転職は、まず専門サイトで求人をチェック

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