保健師を辞めたいと思う5つの理由とは?その後の仕事は?

保健師 辞めたい女性の仕事・資格

保健師は、社会貢献度が高く働きやすいといった理由から高い人気を誇っており、看護師と比べても採用倍率が高く狭き門と言われています。しかし、実際に保健師として働いてみると、ツラいことも多いでしょう。

ここでは、保健師の仕事がツラく辞めたいと思っている方に向けて、よくある辞めたい理由と辞めた後の仕事について紹介します。

 

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よくある保健師を辞めたいと思う理由

一般的に「安定している」「働きやすい」と言われることが多い保健師ですが、実際に働いてみるとデメリットも感じるもの。また、保健師自体の数が少ないため、身近に共感できる人がおらず1人で抱え込んでいる方もいるでしょう。そこでまずは、保健師によくある辞めたい理由を5つ紹介します。

人間関係が悪い

保健師に限ったことではありませんが、人間関係は仕事の楽しさを決める重要な要素です。職場内に気の合わない同僚や上司がいたり、住民から理不尽な要求をされたりすれば、当然ストレスが溜まってしまいますよね。

また、保健師は職場内の配置人数が少ないため、同じ目線で相談できる人がいない場合もあるでしょう。行政保健師の場合、3年程度で異動になることも多いため、人間関係の構築が難しいという側面もあります。

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業務量が多い

「働きやすい」「安定している」といった理由から人気が高い保健師ですが、実際には業務量が多く残業が当たり前になっている職場もあります。というのも、保健師は相談対応や保健指導だけでなく、健康診断の準備や勉強会の企画・運営など事務作業も多いからです。

産業保健師の場合は企業内に保健師が1人しかいないことも多く、専門家だからと言って関連業務を丸投げされるケースもあります。そればかりか、専門性を正しく理解されず、電話対応やコピーなどの雑務を頼まれることも。

落ち着いて働けると思ったのに、業務量が多く残業が当たり前になってしまうと、仕事のモチベーションが下がってしまいますよね。

やりがいを感じない

保健師の仕事は、病気の予防や健康増進のためにアドバイスをすることです。しかし、実際に働いてみると「形だけの業務が多い」「事務作業ばかりでつまらない」と感じることもあるでしょう。

保健師は「治療」ではなく「予防」が目的なので、すぐに仕事の成果を見ることは困難です。そのため、目的が不明瞭なまま「とりあえず〇〇の指導をしよう」と形だけの業務をさせられることもあります。また、家庭を訪問したり相談を聞いたりする業務が好きな人にとっては、事務作業が多いと苦痛になってしまうでしょう。

仕事内容がイメージと違ったりやりがいを感じなかったりすれば、保健師の仕事自体が嫌になってしまいますよね。

責任が大きい

保健師は、住民や社員の健康を守るという重要な役割を担っています。そして、基本的に職場内の配置人数が少なく保健師が1人しかいないことも珍しくありません。また、チームで仕事を進めるよりも、1人で判断し行うことが多い傾向があります。そのため、困ったときに相談できる環境がなく責任を感じてしまうこともあるでしょう。

いくら誇りを持って取り組んでいたとしても、1人で何でもこなさなければならないとなれば、強いストレスになってしまいますよね。

待遇に不満がある

保健師の給料は働く場所によって異なり、行政保健師なら公務員の、産業保健師なら勤務先企業の給与水準に準じます。一般的には比較的恵まれた待遇と言われていますが、勤務先や雇用形態によっては納得のいく収入が得られない場合もあります。また、仕事の大変さに給料が見合っていないと感じる人もいるでしょう。

待遇は仕事のモチベーションに大きく関わるため、十分な給料が得られないと辞めたくなってしまうのです。



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保健師を辞めた後の仕事は?

保健師の仕事を辞めたいと思っても、次の仕事が不安でなかなか決意ができない人も多いでしょう。そこで次に、保健師を辞めた後の仕事の選択肢を紹介します。

保健師として転職する

一口に保健師と言っても、行政保健師、産業保健師、学校保健師、病院保健師など活躍の場はさまざまです。職場によって具体的な仕事や待遇、対象者が異なるため、職場を変えることで悩みを解決できる可能性があります。

ただし、保健師の求人は看護師と比べて圧倒的に少なく、1つの求人に応募が殺到するため、転職難易度は高めです。保健師として転職したい場合は、知り合いに紹介してもらう、または専門の求人サイトを使うと良いでしょう。

看護師として転職する

看護師として働いた経験があれば、病院やクリニックに転職することも可能です。多くの現場で看護師不足が叫ばれているため、経験年数が少なくても転職はそれほど難しくないでしょう。

また、臨床経験がない場合でも看護師に転職することは可能です。この場合、中途教育があるかどうかを必ずチェックしましょう。さらに、離職率や年齢構成なども働きやすい職場を見極める材料となります。

他の職種に転職する

保健師や看護師の資格があっても、それだけにとらわれる必要はありません。新たに他職種の資格を取得するのも良いですし、未経験から事務職や営業職、販売職などを目指すことも可能です。

営業職や販売職は、未経験でも応募できる求人が多いため、比較的転職しやすいでしょう。ただし、事務職は正社員求人が少なく人気も高いので、タイミングによっては転職が難しいかもしれません。

本当にキツイと感じたら無理をせずに転職も検討!

保健師は働きやすく安定しているイメージが大きいですが、実際は仕事がツラく辞めたいと思っている人も多いでしょう。この記事では、よくある保健師を辞めたい理由やその後の仕事について紹介しましたが、改めて辞めたいと感じた場合は、無理をせずに転職も検討しましょう。

保健師として転職するのももちろん良いですが、求人数の多さを考えると看護師もおすすめです。看護師は人手不足が問題になっているため、臨床経験が少なくてもそれほど難しくないでしょう。また、保健師や看護師だけでなく他職種に転職することも可能です。保健師として働いた経験に自信を持ち、ポジティブな気持ちで転職を検討しましょう。

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