保健師に向いてないと感じる3つの悩みとは?向いている人の特徴とは?

保健師 向いてない女性の仕事・資格

保健師は、看護師の資格も必要とする国家資格の専門職です。努力を重ねて保健師になったのに、「イメージと違った」「自分は保健師に向いてない」と思っている方も多いのではないでしょうか?

ここでは、そんな悩みを持つ保健師の方に向けて、保健師に向いてないと感じる原因や向いている人の特徴を紹介します。

 

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保健師に向いてないと感じる人の悩み

保健師になるために努力を重ねてきたのに、いざ働いてみると「自分は保健師に向いてないかも…」と不安を感じる方もいるのではないでしょうか?ここでは、向いてないと感じる人によくある悩みを3つ紹介します。

コミュニケーションが苦痛

職場にもよりますが、保健師の仕事は相談対応や指導がメインです。そして、高齢者や介護者、母親、貧困者などさまざまな立場の人と関わらなければなりません。そのため、どんな相手とも分け隔てなく接するコミュニケーション能力が必要になります。

最初から完璧なコミュニケーションができる必要はありませんが、そもそも人と関わることが苦手な人は、仕事自体が苦痛になってしまうでしょう。

成果が分かりにくい

病気やケガの治療を目的とする看護師と違い、保健師の仕事はすぐに成果が見えません。というのも、病気の予防や健康増進といった目的は、比較的ゴールが不明瞭で長い期間を要するからです。そのため、自分が行ったことに対して明確な結果を求める人は、モチベーションを維持するのが難しいでしょう。

すぐに成果が現れなくても根気強く取り組める人でないと、仕事に面白みややりがいを感じにくいかもしれません。

仕事内容に興味が持てない

実際に保健師として働いてみて、「イメージと違った」「仕事が面白くない」と感じる人もいます。たとえば、

  • 人々の健康を守りたくて保健師になったのに、実際は形だけの保健指導ばかり
  • 毎日雑務や事務作業ばかりで、普通の事務職とあまり変わらない
  • 住民との関わりは電話や窓口の一時的なものだけ

というケース。仕事内容そのものに興味が持てなければ、「自分は保健師になるべきではなかった」と思ってしまいますよね。



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保健師に向いている人の特徴とは?

保健師に向いてないと思っている人は多いですが、逆に向いている人はどんな人なのでしょうか?保健師に向いている人の特徴を知って、自分が本当に向いてないのかをもう一度考えてみましょう。

おおらかで明るい

保健師は子供からお年寄りまで、さまざまな事情を抱えた人を対象とする仕事です。そのため、誰とでも分け隔てなくコミュニケーションをとれる明るさが求められます。

また、対象者の中には「子育てしたことない人に指導なんてできるの?」「会社に言われたから来ただけ」など嫌なことを言ってくる人もいます。そういった人にも目くじらを立てず、おおらかに対応できる人も向いています。

傾聴力がある

対象者の中には、人に言いにくい悩みを持っていたり悩みをうまく説明できなかったりする人もいます。そのため、相手の話を丁寧に聞く傾聴力が非常に重要です。具体的には、相槌やアイコンタクト、表情など、思いを自然に引き出せるようなスキルが求められます。

また、専門職であるからといって上から目線でアドバイスをしたり、自分の考えを押し付けたりしてはいけません。相手の話をしっかり聞いたうえで、思いやりを持って対応できる人が向いています。

健康であること

保健師は予防医療的指導をする立場なので、自分自身が不健康だったり太っていたりすると説得力がありません。信頼される保健師になるためには、心身共に健康な状態を保つために日頃の生活習慣にも気を付ける必要があります。

自分自身が健康を維持するための努力をしていれば、保健指導や運動指導をするときにも役立つでしょう。

根気強い

保健師の使命である病気の予防や健康増進は、すぐに成果が見えるものではありません。たとえば、産業保健師の場合は数年以上の健康診断結果の推移を見ることになりますし、行政保健師の場合は5年、10年とさらに長期間を要することもあります。

そのため、すぐに結果が見えなくても、自分の仕事に誇りを持ち根気強く続けられる人が向いています。

本当にキツイと感じたら無理をせずに転職も検討!

保健師の中には、コミュニケーションが苦手、成果が分かりにくい、仕事内容に興味がないといった理由で、「向いてない」と感じる人も多いでしょう。ここでは保健師に向いている人の特徴を紹介しましたが、改めて自分は向いてないと感じた人は、無理をせずに転職も検討しましょう。

同じ保健師でも行政保健師、学校保健師、産業保健師なの種類があり、仕事内容や対象者も異なります。また、看護師資格を活かして転職するのも良いでしょう。もちろん、他の職種に1から挑戦するという選択肢もあります。仕事に向き不向きがあるのは当然のことなので、あまり自分を追い詰めず前向きに考えましょう。

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