せっかく学校に通って栄養士になったのに、いざ働いてみると「自分は栄養士には向いていない」「つらいことばかり…」と悩んでいる栄養士も多いのではないでしょうか?
ここでは、栄養士に向いてないと感じる人の悩みと向いている人の特徴を紹介します。栄養士の仕事がつらくて悩んでいる人は、この記事を読んで本当に自分が向いてないのかもう一度考えてみてくださいね。
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栄養士が向いてないと感じる人の悩みとは?
栄養士が「この仕事は自分に向いてない…」と感じる原因はさまざまです。ここでは、よくある悩みを3つ紹介します。
調理が苦手
「栄養士=調理が上手」というイメージを持たれがちですが、実際には苦手としている人も少なくありません。職場によっては調理業務がない場合もありますが、献立作成や調理工程の改善などをする際に、調理経験が浅い、または苦手な人は苦労する傾向があります。
特に食堂や給食センターなど、調理師と協力する機会が多い職場では、調理が苦手だとうまく指示を出せませんよね。栄養士は、栄養や健康の知識だけでなく、調理の知識や技術も必要なので、調理が苦手な人は「向いてない」と感じやすいでしょう。
人に指示をするのが苦手
栄養士の仕事は1人で完結するものは少なく、他の職種の人と協力して行わなければなりません。ときには、自分より年上で経験のある調理師や、医学に詳しい看護師に指示をしなければならないこともあります。
そんなとき、「自分なんかが指示をして聞いてくれるだろうか」「反論されたらどうしよう」と不安になってしまう人も少なくありません。指示を
することが億劫になると、栄養士の仕事そのものに対してネガティブな気持ちを持ってしまうでしょう。
勉強がしんどい
栄養学は日々進化しているため、栄養士は資格を取ったあとも勉強し続けなければなりません。また、仕事内容によっては、病気に関する詳しい知識や介護食のことなど、学校で勉強したこと以外にも身に付けなければならない知識が多くあります。
そのため、仕事をしていく中で身に付く知識だけでなく、自ら進んで新しいことを勉強する姿勢も必要です。しかし、勉強が苦手な人にとっては、それが大きなストレスになってしまうでしょう。
栄養士に向いている人の特徴とは?
ここまで、栄養士が向いてないと感じる原因を説明しましたが、逆に向いている人とはどんな人なのでしょうか?栄養士に向いている人の特徴を知って、本当に自分は向いてないのかを冷静に考えてみましょう。
食への興味が強い
栄養士は、献立作成やカロリー計算、栄養指導など食に関わる仕事をします。そのため、食に対して強い興味を持っていることは、栄養士として重要な要素と言えます。食への興味は、より多くの知識を身に付けるため、より良い献立を作成するための原動力となるでしょう。
調理スキルに自信がある
栄養士は献立作成や栄養指導をするだけでなく、自分で調理を行うことも少なくありません。また、調理工程を考えるときには、自分に調理スキルがないとなかなかイメージできないことも多いでしょう。そのため、調理スキルに自信がある人や日頃から食材に触れている人は栄養士に向いていると言えます。
コミュニケーションが得意
栄養士は、調理師や看護師、保育士など他の専門職と協力しながら仕事を行う職業です。そのため、さまざまな年齢、バックグランドの人たちと円滑にコミュニケーションを取り、スムーズに業務を進める能力が求められます。また、人に指示をする機会も多いため、説得力のある話し方をする必要があります。
そのため、人のコミュニケーションを取るのが得意な人や、協力して仕事を進めることが好きな人は栄養士に向いていると言えるでしょう。
健康的で体力がある
栄養や調理に関する指導をする立場である栄養士が、不健康な状態では説得力がありません。そのため、普段から食生活や体作りに気を付け、健康の維持に努めることが求められます。
また、給食や社員食堂など大量調理の場合は、重い調理器具を使ったり、立ちっぱなしで作業したりすることも多いため、体力も必要です。そのため、健康的な生活を送る努力ができる人や体力がある人は栄養士に向いていると言えます。
勉強が苦にならない
栄養士は、学校で勉強した内容だけでなく、必要に応じて幅広い分野の知識を身に付けなければなりません。また、日々進歩する栄養学にきちんと順応していく必要もあります。そのため、食や栄養に興味を持ち、向上心を持って勉強できる人が向いています。
テキストを読んだり、研修会に参加したりといった勉強でなくても、ニュースや流行から情報を取り入れるため、日頃からアンテナを張っている人も栄養士の適性があると言えるでしょう。
本当にキツイと感じたら無理せず転職も検討!
栄養士の中には、調理が苦手、人に指示をするのが苦手、勉強がしんどいといった理由で「自分には栄養士に向いてない」と感じる人も少なくありません。また、栄養士には、食に興味がある人やコミュニケーションが得意な人、健康的で体力がある人が向いています。これを踏まえて、改めて向いていないと感じた人や本当にキツイと感じた人は、無理をせずに転職も検討しましょう。
一口に栄養士と言っても、給食センターや病院、一般企業などさまざまな働き方があります。そのため、職場を変えれば解決できそうな場合は、栄養士として転職を考えましょう。それでも難しい場合は、栄養士だけでなく他の仕事も視野に入れると良いでしょう。今の職場が辛くても、転職することによって自分らしい働き方ができるかもしれません。
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