webデザイナーになるにはどんな資格が必要?おすすめの学習法を紹介

webデザイナーになるにはどんな資格が必要?おすすめの学習法を紹介女性の仕事・資格

webデザイナーになるのに特別な資格は必要ありませんが、資格を取得することで、就職・転職活動において有利に働く可能性があります。

しかし、これからwebデザイナーを目指すという場合「どの資格を取るべきかわからない」「どうやって勉強したらいいの?」と疑問を感じることも多いでしょう。

今回は、webデザイナーの仕事に焦点を当てて、おすすめの資格7選と学習方法をご紹介します。webデザイナーの仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください!

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webデザイナーが資格を取るべき4つの理由

webデザイナーが資格を取るべき4つの理由

出典:https://liginc.co.jp/489820

webデザイナーは、特別な資格がなくても就ける仕事です。また大前提として、資格よりも実際に自分で制作したサイトを実績として提示し、スキルやセンスをもとに実力主義で評価が決まる傾向にあります。

ただし、未経験からwebデザイナーを目指す場合は、資格を持っていると就職・転職において有利です。最初に、webデザイナーの就職・転職で資格が役立つ理由を4つご紹介します。

理由1.知識・スキルを客観的に証明できる

資格を取得することで、webデザインに関連する知識やスキル、センスを持っていることを客観的に証明できます。

webサイトの制作実績が少ない未経験者の場合、就職・転職活動において、自分の実力をアピールしにくいと感じるケースもあるでしょう。その際資格は、実績の少ない未経験者が、自分の知識とスキルを証明する手段の1つとして有効です。

理由2.webデザインに関する学習意欲を証明できる

資格を取得することで、webデザインに関する学習意欲を証明できる点もメリットです。未経験者がwebデザイナーを目指す場合、就職後も足りない知識やスキルを補うために自己学習を重ねる必要があります。

採用面接で「やる気があります」と口で言うのは簡単ですが、誰でも言えるぶん説得力に欠けますよね。そこで、実際に資格を取ってアピールすることで、説得力が生まれるのです。

理由3.効率よく学習を進められる

未経験の方がwebデザイナーを目指すに当たって、資格取得を目標の1つに設定することで、効率よく学習を進めやすくなります。まったく目標やゴールが定まっていない状態でやみくもに勉強を始めると、何から学べばよいのか迷ってしまいやすいからです。

目指す資格を決めて1から参考書を読み進めることで、体系的に効率よく必要な知識を習得できます。資格試験の範囲を網羅的に学習すれば、学習範囲の偏り防止にも有効です。

理由4.正しい知識が身に付く

資格取得を目指して参考書を読んだりスクールに通ったりすることで、webデザインに関する正しい知識を身に付けられるのもメリットの1つです。

現在は、わからないことや知りたい情報があれば、インターネットで簡単に調べられます。しかし、知識や技術を習得するに当たって、インターネット上には間違った情報が流通していたり、情報が古かったりと混乱を招きがちです。

資格という目標を持って参考書やスクールを利用することで、不確かな情報に左右されず、正しい知識を身に付けやすくなります。

webデザイナーになるためにおすすめの資格7選

webデザイナーになるためにおすすめの資格7選

出典:https://jp.stanby.com/contents/detail/webdesigner

webデザイナーになるのに必須の資格はありませんが、取得することで就職・転職に役立つ資格はいくつかあります。次に、これからwebデザイナーを目指す方におすすめの資格を7つご紹介します。

資格1.ウェブデザイン技能検定

資格1.ウェブデザイン技能検定

出典:https://liginc.co.jp/489820

ウェブデザイン技能検定は、厚生労働省から指定試験機関の指定を受けて、特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会が行っている検定試験です。

webデザインに関連する資格の中で唯一の国家資格であり、合格すると「ウェブデザイン技能士」の合格証書がもらえます。

ウェブデザイン技能検定には1~3級までの等級があり、未経験の方が受けられるのは3級です。1級および2級の受験資格を得るには、実務経験や下級の試験に合格していることなどの条件が設けられています。

3級ではwebデザインに関する基礎知識が試されるため、勉強を兼ねて資格取得を目指すのもよいでしょう。

試験等級:1~3級
試験内容:学科・実技
合格率:60~70%(3級)

資格2.Webクリエイター能力認定試験

資格2.Webクリエイター能力認定試験

出典:https://book.studio947.net/news/1776/

Webクリエイター能力認定試験は、サーティファイWeb利用・技術認定委員会が主催する民間の検定試験です。試験では、webデザインに必要なコーディングスキルとデザインスキルが判定されます。

Webクリエイター能力認定試験には、スタンダードとエキスパートの2つの等級があり、どちらも受験資格に制限はありません。

公式ホームページによると、スタンダードに合格するための勉強時間の目安は24時間、2018年度の合格率は89.9%です。合格難易度は決して高くないため、未経験からの勉強の一環として取得を目指すのもありでしょう。

試験等級:スタンダード・エキスパート
試験内容:実技(スタンダード)、知識+実技(エキスパート)
累計受験者数:18,513名(2019年3月31日)
合格率:89.9%(2018年度平均合格率)

資格3.アドビ認定アソシエイト(ACA)

資格3.アドビ認定アソシエイト(ACA)

出典:https://adobe.odyssey-com.co.jp/index.html

アドビ認定アソシエイトは、アドビ製品の操作スキルを証明するための、エントリーレベルの民間資格です。

アメリカのソフトウェアメーカーであるアドビ社は、webデザインには欠かせない「Adobe Photoshop」や「Adobe Illustrator」といったソフトを開発しています。

試験はアプリケーションごとに独立しており、現在は「Adobe Photoshop CC」と「Adobe Illustrator CC」の2種類の試験を受験可能です。

Adobe PhotoshopやAdobe Illustratorは、webデザインを学ぶ上で避けて通れないソフトですから、学習と同時に資格に挑戦してみるのもよいでしょう。

試験科目:Visual Design using Adobe Photoshop CC 2020・Graphic Design & Illustration Using Adobe Illustrator CC 2020
試験内容:知識

資格4.Photoshop®クリエイター能力認定試験

資格4.Photoshop®クリエイター能力認定試験

出典:https://www.sikaku.gr.jp/ns/ps/

Photoshop®クリエイター能力認定試験は、サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会が主催する民間資格です。webデザイナーにとって欠かせないツールである「Adobe Photoshop」の操作スキルを測定・評価することを目的としています。

試験はスタンダード、エキスパートの2級種があり、受験資格に制限はありません。就職・転職に役立つ資格取得に加え、Photoshopの効率的な操作方法を習得するという意味でも、挑戦して損はない資格でしょう。

試験等級:スタンダード・エキスパート
試験内容:実技(スタンダード)、実技+知識(エキスパート)
累計受験者数:76,980名(2019年3月31日)
合格率:72.3%(2018年度平均合格率)

資格5.Illustrator®クリエイター能力認定試験

資格5.Illustrator®クリエイター能力認定試験

出典:https://www.sikaku.gr.jp/ns/il/

Illustrator®クリエイター能力認定試験は、サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会が主催する民間資格です。

Adobe Photoshopと並んでwebデザイナーにとって必須のソフトである「Adobe Illustrator」を使用したコンテンツ制作能力の判定・評価を目的としています。

試験はスタンダード、エキスパートの2級種があり、受験資格に制限はありません。Adobe Illustratorの操作スキルの習得を兼ねて、資格に挑戦してみるのもよいでしょう。

試験等級:スタンダード・エキスパート
試験内容:実技(スタンダード)、実技+知識(エキスパート)
累計受験者数:80,369名(2019年3月31日)
合格率:70.4%(2018年度平均合格率)

資格6.色彩検定

資格6.色彩検定

出典:https://www.aft.or.jp/

色彩検定は、文部科学省の後援で、色彩検定協会が主催する公的資格です。webデザインに直接関係する資格ではありませんが、デザインに必要な配色技術を学ぶことができます。

色彩検定は、感覚や経験に依存しない、知識と論理に基づいた色使いを学ぶにはぴったりの資格です。1度勉強して資格を取得すれば、webデザイナ―以外にも、色やデザイン、ファッション関連の仕事に活かせます。

試験等級は1~3級まであり、2018年度からはUC(色のユニバーサルデザイン)級も新設されました。webサイト制作のためのデザインスキルを磨きたい方は、色彩検定も候補に入れてみるとよいでしょう。

試験等級:1~3級、UC級
2019年度受験者数:44,268名
合格率:44.7%(1級)、67.4%(2級)、74.4%(3級)、88.6%(UC級)

おすすめの学習法

webデザイナーに役立つ資格はいくつかありますが、未経験の場合、どうやって勉強を始めればいいかわからないことも多いでしょう。そこで最後に、webデザインに関する知識や技術を習得するための、おすすめの学習法をご紹介します。

スクールで学習する

スクールで学習する

出典:https://jyoshiten.com/webdesignschool_employment/

webデザイン関連知識を学ぶために、未経験者に特におすすめなのが、スクールで学習する方法です。ここでは、スクールで学習するメリット・デメリットと、おすすめのスクールをご紹介します。

スクールで学習するメリット

スクールで学習するメリットは、カリキュラムに沿って最短ルートで知識を習得できる点です。プロ講師によるサポートを受けられる場合が多く、わからない所をすぐに質問できるので、途中で挫折しにくいというメリットもあります。

スクールによって、学習スタイルを柔軟に選べるのも嬉しいポイントです。仕事などで忙しい方はオンラインで完結するスクールを選ぶことができますし、直接習いたい方には教室に通うスタイルのスクールもあります。

教室に通うスタイルのスクールなら、同じ夢を持つ仲間とのつながりを作るきっかけにもなるでしょう。

スクールで学習するデメリット

スクールで学ぶデメリットは、受講にまとまった費用がかかる点です。スクールの種類やプランによっても異なりますが、スクールの講座を受講するには数万から数十万円単位の料金がかかります。

また、カリキュラムに従って学ぶため、自己学習が得意な方にとっては内容が物足りなかったり、逆に講座についていけなかったりといった不都合が生じる場合もあります。

おすすめのスクール

webデザインの知識を学ぶなら、次の3つのスクールが特におすすめです。

・CodeCamp(コードキャンプ) デザインマスターコース



現役エンジニアによるマンツーマンレッスンが人気のオンラインスクールです。申し込み前に無料の体験レッスンを受けることができます。

CodeCamp(コードキャンプ)をチェック

 

・TechAcademy(テックアカデミー) Webデザインコース

TechAcademy(テックアカデミー) Webデザインコース

出典:https://hiroking.info/techacademy-webdesign/

受講者数No.1を掲げるオンラインプログラミングスクールです。最短8週間の短期でwebデザインを学ぶことができます。

TechAcademy(テックアカデミー) をチェック

 

・侍エンジニア塾 Webデザインコース

侍エンジニア塾 Webデザインコース

出典:https://www.sejuku.net/courses/design/

オリジナルのwebサイト制作に力を入れているオンラインスクールです。コース料金が手頃で、最短4週間のプランもあります。

 侍エンジニア塾 Webデザインコースをチェック

独学で学ぶ

独学で学ぶ

出典:https://studyhacker.net/self-study-system

webデザイン関連知識は、独学で習得することも可能です。次に、独学で学習するメリット・デメリットと、おすすめの学習法をご紹介します。

独学のメリット

webデザインを独学で学ぶメリットは、スクールと比べて格段に費用が安く済む点です。独学なら参考書の購入費用のみで学習を始められますし、最近は無料で利用できる学習サイトもあります。

また、自分のペースで学習を進められるのも独学の強みです。スクールではカリキュラムに沿って一律の進度で学習を進めるため、飲み込みが早い方にとっては退屈に感じられる可能性があります。

独学で学習を進めれば、自分の努力次第で、スクールのカリキュラムよりさらに高いレベルを目指すことも可能です。

独学のデメリット

独学で学習するデメリットは、わからない所をすぐに質問できない点でしょう。疑問が浮かんだとき、自分の力で答えを見つけなければならないため、学習に余計な時間がかかることもあります。

また独学の場合、途中で挫折しやすい点にも注意が必要です。独学での学習は、自己学習が苦にならない方や、最後まで粘り強く取り組める方に向いている方法といえます。

おすすめの学習法

webデザインを独学で学ぶなら、次の3つの方法が一般的です。

・参考書で学習する
・学習サイト、動画サービスなどを利用して学習する
・実際に自分でサイトを作ってみる

知識を体系的に学ぶなら、参考書での学習がぴったりです。なお、web関連業界は技術の入れ替わりが激しいため、参考書を購入するときは必ず発売後1~2年程度の最新の書籍を選びましょう。

独学に使える学習サイトには「ドットインストール」や「Progate」などがあります。YouTubeにも、学習に役立つ動画が多数アップされていますよ!

また学習を進めるときは、実際に自分の手を動かしてコーディングをしたり、サイトを作ってみたりすることも大切です。

まとめ

webデザイナーは、制作実績やスキルにより評価が決まる傾向にありますが、実績が少ない未経験者の就職・転職では、資格が役立つ可能性があります。

資格のための勉強が、効率的な知識の習得につながるという点においても、未経験者が資格取得を目指すことは決して無駄ではありません。

また、ある程度知識が身に付いてきた方や、実務経験を積みながら勉強したいという方は、webデザイナーとして就職したり、仕事を請け負ってみたりするのもひとつの手です。就職・転職で迷ったときは、信頼できる転職サイトを活用するのがおすすめですよ!

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