システムエンジニア(SE)に向いている人の特徴とは?スキルや性格を解説

システムエンジニア(SE)に向いている人の特徴とは?スキルや性格を解説女性の仕事・資格

クライアントの要望に沿ってシステムを開発するシステムエンジニア(SE)のお仕事。システムエンジニアの需要はますます増えており、将来性のある仕事のひとつといえます。

しかし、システムエンジニアを目指す際「どんな人が向いているんだろう」「自分でもシステムエンジニアとしてやっていけるかな」と不安を感じる人も多いでしょう。

今回は、システムエンジニアに向いている人の特徴と必要なスキルについて解説します。これからシステムエンジニアを目指す人は、ぜひ参考にしてみてください!

システムエンジニア(SE)になるにはどんな資格が必要?おすすめの学習法を紹介

PR

システムエンジニアに向いている人の特徴

システムエンジニアに向いている人の特徴

出典:https://www.pasonatech.co.jp/workstyle/column/detail.html?p=2385

最初に、システムエンジニアに向いている人の特徴や性格を5つのポイントに分けて解説します。5つすべてに当てはまる必要はなく、1つでも該当すると感じるポイントがあれば、システムエンジニアとして活躍できる可能性は十分にありますよ!

特徴1.好奇心が強く、自己学習が苦にならない人

システムエンジニアの重要な資質のひとつが、新しい知識や技術に対して好奇心を持ち、勤務時間外でも情報収集や自己学習を楽しめることです。

IT業界では、ハイペースで次々に新しい技術が生み出されています。システムエンジニアとして働く過程では、既存の知識でカバーできない仕事も多く出てくるでしょう。

また、プログラミング言語や設計書の作り方、クライアントの業務内容など、仕事をしながら覚えるべきこともたくさんあります。

システムエンジニアの仕事では、わからないことがあるのは当たり前です。そのため、わからないこと自体は大きな問題ではなく、わかるようになるために学び続ける姿勢がとても重要視されます。

特徴2.さまざまな変化に柔軟に対応できる人

さまざまな変化を柔軟に受け入れ、その都度うまく対応できる人は、システムエンジニアに向いています。

IT業界は、技術の進歩や入れ替わりが激しいことが特徴です。仕事のために頑張って覚えた技術が、少し後にはすでに古くなっていることも珍しくありません。

また、担当するプロジェクトが変われば、なじみのない技術を使用して、なじみのないチームメンバーと一緒に仕事をすることもあるでしょう。

システムエンジニアの仕事は、実はかなり変化に富んでいます。そのため、環境の変化に拒否反応を示さず、柔軟に対応できる人が重宝されやすいのです。

特徴3.コミュニケーションが得意な人

システムエンジニアとして働くなら、コミュニケーション能力も重要です。システムエンジニアといえば、1人で黙々とパソコンに向かう仕事とイメージされがちですが、実際は違います。

システムエンジニアの仕事は1人で行うものではなく、チームで協力してプロジェクトに取り組むのが基本です。

また、IT業界やソフトウェアについて深い知識を持たないクライアントと打ち合わせを重ね、要望をうまく聞き出す話術も必要です。クライアントにプレゼンを行ったり、交渉をしたりする場面もあるでしょう。

そのためシステムエンジニアには、チームメンバーと協調して仕事を進めたり、クライアントの話に耳を傾けたりするための最低限のコミュニケーション能力が必要なのです。

特徴4.物事をポジティブに捉えられる

システムエンジニアは、トラブル時やイレギュラーな状況でも落ち込みすぎず、ポジティブに仕事に取り組める人が向いています。

システムエンジニアの仕事は、クライアントの要望に応じて納期までに成果物を完成させるのが基本です。しかし、いくらしっかりとスケジュールを組んでも、進行が遅れて余裕のない状態で仕事をしたり、突然不具合が発生したりすることもあります。

システムエンジニアの仕事は、常にトラブルやイレギュラーと隣り合わせなのです。そんな時、気持ちを切り替えてポジティブに目の前の仕事に向き合える人は、システムエンジニアの職場で活躍できるでしょう。

特徴5.体力がある人

システムエンジニアは、体力があることも大切です。先ほども触れたように、システムエンジニアの仕事は納期に合わせて成果物を納品することです。そのため納期が近づくと、やむを得ず徹夜での作業や長時間労働、休日出勤が発生することも考えられます。

やむを得ない長時間労働や残業にも対応できるよう、システムエンジニアはある程度の体力と精神力を持っていることが好ましいのです。

システムエンジニアに必要なスキル

システムエンジニアに必要なスキル

出典:https://itnabi.com/shukatsu/magazine/archives/1331

次に、システムエンジニアとして働く上で必要なスキルについてご紹介します。

スキル1.論理的思考力

システムエンジニアの仕事には、論理的思考力が求められます。

システムエンジニアは、クライアントの要望をただそのままシステム化すればよいわけではありません。クライアントの要望を目標としてアプローチ方法を洗い出し、論理に基づいて最適な仕様や完成までのスケジュールを組み立てる必要があるのです。

チームメンバーやプログラマーに作業指示を出す時も「何となく」や「たぶんこうだろう」といったやり方は通用せず、常に根拠が求められます。

そのため、普段から感覚で行動するタイプの人は、システムエンジニアの仕事に抵抗を感じてしまうことがあるでしょう。

スキル2.問題解決能力

論理的思考力と重なりますが、システムエンジニアは問題解決能力が求められる場面も多いです。システムエンジニアの職場では、スケジュールの遅れやシステムの不具合といったトラブルが頻繁に起こります。

しかしトラブルの際、原因や解決方法をすぐに特定できるケースばかりではありません。そこで、冷静に状況を分析し、論理的に問題の解決方法を導き出せる人が重宝されます。

スキル3.基本的なパソコンスキル

システムエンジニアとして就職する際、専門知識や技術を完璧に習得している必要はありませんが、タイピングスキルやWord、Excelの操作方法など、基本的なパソコン操作は身についていることが望ましいです。

システムエンジニアの仕事では、わからないことは自分で調べることも多く、すべてを一から丁寧に教えてもらえるとは限りません。

そのため、特に未経験からシステムエンジニアになる人は、基本的なパソコン操作でつまずかないよう、入社前にパソコンに慣れておくとよいでしょう。

システムエンジニアに向いていない人の特徴

システムエンジニアに向いていない人の特徴

出典:https://proengineer.internous.co.jp/content/columnfeature/12472

最後に、システムエンジニアに向いていない人の特徴を5点解説します。

特徴1.勤務時間外に勉強をしたくない人

自己学習が苦手で、勤務時間外に勉強をしたくないという人は、システムエンジニアの仕事をつらく感じることが多いでしょう。

IT業界では、どんどん新しい技術が開発されており、いちど知識を習得したら十分ということはありません。ある程度勤務経験を積んで仕事に慣れた後でも、担当プロジェクトが変われば、新しい技術の習得が必要になることがあるでしょう。

システムエンジニアとして活躍するためには、働きながら常に学び続ける姿勢が大切です。そのため、勤務時間外に仕事のことを考えたくない人や、自己学習に苦痛を感じる人はシステムエンジニアに不向きでしょう。

特徴2.仕事の進め方が雑・大雑把な人

システムエンジニアの仕事は正確な作業を要求される場面が多いため、仕事の進め方が大雑把で細かいミスが多い人には不向きです。

システム開発では、わずかなミスがシステムに不具合を引き起こします。システムは納品前にテスト工程を挟むため、1人のミスが大問題につながることは少ないですが、やはり正確に作業を進められる人のほうが重宝されるでしょう。

特徴3.几帳面・真面目過ぎる人

あまりに几帳面・真面目過ぎる人も、システムエンジニアの仕事に向いていない場合があります。なぜなら、システムエンジニアの仕事は決してスケジュール通り、マニュアル通りに進む場面ばかりではないからです。

「自分の計画通りに仕事を進めたい」「わからない点が残っているうちは先に進めない」といったこだわりが強いと、ストレスを感じてしまいます。

また、仕事でトラブルが起こった際に、真面目過ぎて過度にナーバスになったり、自分を責めたりしてしまう人は、ストレスで仕事を長く続けられない可能性もあります。

特徴4.ルーチンワークを望んでいる人

毎日安定してルーチンワークをこなしたいという人にも、システムエンジニアの仕事はつらく感じられやすいです。

先ほども触れたように、システムエンジニアの仕事には変化が付き物です。なじみのない新しい技術が導入されたり、担当プロジェクトが変わったりすると、その都度新しい環境への適応を迫られます。

システムを開発する過程で、不具合が発生して急遽残業や休日出勤をしなければならないケースもあるでしょう。そのため、毎日ルーチンワークをこなして定時で帰宅するような働き方を望んでいる人には、システムエンジニアの仕事は不向きです。

特徴5.コミュニケーションが苦手な人

コミュニケーションが極端に苦手で、人との円滑なやり取りができない人も、システムエンジニアの仕事は厳しく感じられるでしょう。

システムエンジニアの仕事は、ただパソコンにプログラムを打ち込むばかりではなく、クライアントとの打ち合わせやチームでの会議など、人と関わる場面が多いことが特徴です。

ものすごく社交的である必要は全くありませんが、最低限クライアントと話し合いを行い、チームメンバーとも協調できるコミュニケーション力は持っていることが望ましいです。

まとめ

今回は、システムエンジニアに向いている人と向いていない人の特徴、必要なスキルについてご紹介しました。向いている人の特徴に1つでも当てはまる項目がある人は、ぜひシステムエンジニアとしての就職・転職を検討してみましょう。

また、向いていない人の特徴に当てはまる人でも、就職後の努力次第で活躍できる可能性は十分あります。システムエンジニアの仕事に少しでも興味があれば、適性の有無だけで簡単に諦めてしまわず、まずはチャレンジしてみるのもありですよ!

システムエンジニアの転職・求人情報をチェック!

システムエンジニアの転職 ・求人情報を探している方のために、人気の求人サイトをピックアップしました。

直近の転職を考えている方だけでなく、どういう求人情報があるか知りたいという方は一度求人情報を把握しておくことは今後のキャリアを考えるきっかけになりますよ。

Tech Stars Agent

株式会社Branding Engineer社の運営する「Tech Stars Agent」。

専門のキャリアアドバイザーによる誠実できめ細やかなキャリアカウンセリングと先のキャリアまで見据えた提案型の企業紹介をしてもらえます。

気になる方は一度チェックしてみましょう。


Tech Stars Agentをチェック

Tech Biz

株式会社NKC ASIA社が運営する、ITフリーランスのための総合ソリューションサービスです。

  • キャリアから考えたフリーランス案件紹介
  • 日々の記帳・確定申告まで税務代行サービス
  • ビジネス特化型クレジットカード
  • キャリアチェンジ支援
  • 譲渡型賃貸住宅サービス

サポート担当者との距離が近く、いつでも気軽にご相談やご要望に応える環境が整っています。小さな不安や心配事にも親身に対応してもらえます。


Tech Bizをチェック

エンジニアのその他の悩み

エンジニアの抱えるその他の悩みについて、悩んでいる方は以下も見てみてください。

システムエンジニア(SE)になるにはどんな資格が必要?おすすめの学習法を紹介

システムエンジニア(SE)は女性でも需要はあるの?女性SEが働くメリットを紹介

全くの未経験でシステムエンジニア(SE)になるのはきつい?悩むポイントと対策を解説