作業療法士は役割が多く忙しい仕事?サービス残業など仕事の悩みについて

作業療法士 忙しい女性の仕事・資格

現在作業療法士として働いている方の中には、「仕事が多すぎる」「残業ばかりでプライベートが犠牲になっている」と悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?度を越えて仕事が忙しいと、やりがいどころではなくなってしまいますよね。

そこでこの記事では、作業療法士の忙しさの実態や忙しいときの対処法を紹介します。悩みを抱えている作業療法士の方はぜひ参考にしてくださいね。

今から作業療法士を目指したい!という方は以下をご覧ください。

作業療法士(OT)の資格とは?資格の取り方から仕事内容・年収、やりがい等を簡単に解説!

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作業療法士は忙しい?

国家資格として安定しているイメージのある作業療法士。職場によって忙しさやその原因は異なりますが、まずはよくある悩みや実態について知っておきましょう。

作業療法士が忙しい原因

医師や看護師のように急患に対応しなければならない職種と違い、一般的に作業療法士は残業が少ない職業とされています。しかし、職場や個人の状況によっては忙しい時期が続くこともあります。

厚生労働省の資料によると、作業療法士と理学療法士の残業の主な原因は、「カルテ、報告書などの書類作成」「会議、ミーティング」「他職種との情報交換」などとなっています。また、職場によっては研修会や行事に強制参加されられるといったケースもあるようです。これらの業務が多いと残業をしなければならないほど忙しくなってしまうのです。

参考:厚生労働省「理学療法士・作業療法士の 需給推計について」

https://www.mhlw.go.jp/content/10801000/000499144.pdf

介護業務を行うことも

作業療法士は決められたタイムスケジュールに沿ってリハビリを行うため、基本的に勤務時間は固定的です。しかし、介護施設に勤務する場合は介護スタッフと同じように介護業務を任せられるケースもあります。この場合、シフト制で働くことになるため遅番や早番、夜勤を含むことになるでしょう。専門外の仕事もこなしながら不規則な勤務をするわけですから、当然「忙しい」「ワークライフバランスがとりにくい」と感じる人もいるでしょう。

サービス残業が当たり前の職場も

厚生労働省の資料によると、作業療法士・理学療法士の1週間当たりの平均労働時間は43.9時間となっています。この数字だけ見ると特別残業が多いようには見えませんが、実際にはサービス残業が常態化している職場も少なくありません。というのも、医療業界や介護業界は人手不足が深刻化しているため、1人当たりの負担が大きくなる傾向があるからです。サービス残業が当たり前の雰囲気になると、個人の力ではなかなか改善できませんよね。

リンク:作業療法士は残業が当たり前?サービス残業への対応はどうすれば良い?

仕事が忙しいときの対処法

職場によっては激務となってしまう作業療法士。では、忙しさを少しでも軽減するためにはどのような対処法をとれば良いのでしょうか?

経験を積む

作業療法士は特別忙しい職種ではありませんが、リハビリのほか、カルテの記入や報告書の作成などの事務作業、勉強会などもこなさなければなりません。そのため、仕事に慣れていないうちはひとつひとつの業務に時間がかかり、忙しいと感じるかもしれません。経験不足やスキル不足が原因で忙しい場合は、キャリアを積むことで余裕が出てくるでしょう。

サービス残業の記録をする

忙しすぎてサービス残業が常態化している、いわゆる「ブラック」な職場の場合、何時間、何の業務で残業したかを記録しておきましょう。サービス残業は管理職が業務量を把握できていないだけでなく、明確な法律違反です。残業の実態を記録しておけば、後に誰かに相談する際に証拠として役立つでしょう。

上司や同僚に相談する

自分の力では対処できないと感じたら、上司や同僚に相談してみるのも良いでしょう。自分が忙しくて辛い思いをしていても、周りの人は意外と気付いていないものです。正直に状況や思いを伝えることで、共感を得たり適切なサポートを受けたりできるかもしれません。場合によっては人員の増加や担当業務の変更などの対処をしてくれる可能性もあります。また、1人で抱え込まず誰かに打ち明けることで精神的な負担を軽減できるでしょう。

転職する

現職での改善が見込めない場合は、思い切って転職してしまうという方法もあります。作業療法士は特別忙しい職種ではないので、転職によって悩みを解決することは十分可能です。転職先を選ぶ際は、勤務形態や介護業務の有無、離職率、口コミなどを参考にすると良いでしょう。

本当にキツイと感じたら無理せず転職も検討!

作業療法士は、事務作業や勉強会、専門外の業務などが原因でワークライフバランスが崩れてしまうこともあります。経験を積めばある程度は改善できますが、自分の力ではどうにもできないこともあるでしょう。ここでは忙しいときの対処法をいくつか紹介しましたが、本当にキツイと感じたら無理をせずに転職も検討しましょう。

同じ作業療法士でも、職場によって勤務体制や業務範囲、風土、残業の多さは異なります。充実した私生活を送るためにも、自分のライフスタイルに合った職場を見つけましょう。

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