ケアマネは残業が多い割に給料が低い?ケアマネの残業の悩みについて解説

ケアマネ 残業女性の仕事・資格

ケアマネジャー(介護支援相談員)は、受験資格を得るために最低でも5年かかるうえ、合格率は10~20%程度と、介護職の中でも難易度が高い資格です。

しかし、それだけ専門性の高い職業であるにも関わらず、「残業が多いのに給料が低い」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

ここでは、ケアマネとして働く人のために、ケアマネの残業の悩みについて紹介します。

 

今からケアマネを目指したい!という方は以下をご覧ください。

ケアマネージャー(介護支援専門員)の資格とは?資格の取り方から仕事内容・年収、やりがい等を簡単に解説!

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ケアマネの残業時間はどれくらい?

公益財団法人介護労働安定センターの「平成30年度介護労働実態調査」によると、正規職員として働くケアマネの残業時間は以下のようになっています。

1週間あたりの残業時間割合
残業なし49.9%
5時間未満19.6%
5時間以上10時間未満15.0%
10時間以上15時間未満5.9%
15時間以上20時間未満1.3%
20時間以上1.4%

引用元:平成30年度介護労働実態調査

平成30年度 介護労働実態調査結果について | 介護労働安定センター
介護労働安定センターでは毎年介護労働の実態及び介護労働者の就業の実態等の調査を行なっています

 

平均すると1週間当たり2.6時間であり、他の介護職と顕著な差はありません。この数字を見て「意外と少ない!」と思った人もいるでしょう。しかし、この数字にはサービス残業は含まれていないため、実情は少し異なるようです。

 

みんなの介護のアンケートによると、ケアマネの1日あたりの残業時間は3時間以上が65%となっています。さらに、全国労働組合総連合の「介護施設で働く労働者のアンケート」によると、施設勤務の介護職員のうち「サービス残業はない」と答えたのは38.9%でした。

 

つまり、介護業界ではサービス残業が常態化している職場が多く、ケアマネもサービス残業をしている人が一定数いるということです。正式にカウントされている残業時間は少なくても、実際には長時間労働をしなければならないケースが多いのです。

 

参考元:

みんなの介護https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no456/

全国労働組合総連合https://www.zenroren.gr.jp/jp/kurashi/data/2014/140805_01.pdf

ケアマネの給料は少ない?

次にケアマネの給料について見ていきましょう。厚生労働省の「平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、ケアマネの平均基本給は常勤で217,690円となっています。月収としては、これに賞与や残業手当などが加算されます。

 

他の介護職員と比較すると高い方ではありますが、他業界と比べると決して高い給与水準ではありません。ケアマネは他の国家資格や実務経験が受験資格になっており、資格の取得には時間と努力が必要です。それを考えると、「残業が多いわりに給料が少ない」と感じる人も多いのではないでしょうか?

 

参考元:平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/19/dl/30gaiyou.pdf



ケアマネの残業が多い原因は?

ケアマネは残業が多いと説明しましたが、なぜ残業が多くなってしまうのでしょうか?残業の多さに悩むケアマネの人は、自分の状況と照らし合わせながら読んでみましょう。

書類業務が多い

ケアマネは書類業務が多い職種です。さらに、介護保険制度の改正や他職種連携のためといった理由で、その量は増加傾向。しかし、日中は訪問や打ち合わせなどの予定が入るため、定時までに終わらないことも少なくありません。それでもやらなければいけない業務があれば、当然残業することになるのです。

急な相談がある

ケアマネは利用者やその家族からの相談に対応しなければなりません。ときには休日や夜間に急な相談が来ることもあるでしょう。中には緊急性の高い相談もあるため、いくら仕事中ではないからといって無視はできませんよね。

そうなると、追加で仕事が増えたり他の仕事が遅れたりするため、残業することになってしまうのです。

ケアマネ以外の業務も多い

本来のケアマネの業務は、利用者や家族からの相談に乗り適切なケアプランを作成することです。しかし近年では、一人暮らしの高齢者や認知症の高齢者など、家族からの支援が受けられないケースも増加傾向にあります。

そのため、公共機関への手続きや住宅の管理、通院時の付き添いなどの生活の支援を、ケアマネが担当することも少なくありません。ケアマネとしての専門業務だけにとどまらず幅広い業務を行わなければならないため、その分残業が必要になるのです。

 

介護職員の残業時間は見直されている

残業時間が問題となっている介護業界ですが、徐々に労働環境の改善の兆しが見えつつあります。

厚生労働省が2019年5月に公表した「医療・福祉サービス改革プラン」には「介護職員の平均労働時間・残業時間を2020年度末までに縮減する」と記載されています。また、2040年までの単位時間サービス提供量5%以上改善させるという数値目標も示されています。

少子高齢化が進む現代社会において、介護職は必要不可欠な存在です。現状ではケアマネを含む介護職の労働環境は恵まれているとは言えせんが、今後は徐々に残業時間の多さが改善されていくでしょう。

参考元:医療・福祉サービス改革プランhttps://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000513536.pdf

本当にキツイと感じたら無理せず転職も検討!

ケアマネは書類業務や急な相談対応などが原因で、残業が多くなりがちな職業です。介護業界の労働環境は今後改善していくことが予想されますが、本当にキツイと感じたら無理をせずに転職も検討しましょう。

中には積極的に残業削減に取り組んでいる職場もあるため、ケアマネとして新しい職場でスタートするという方法もあります。また、ケアマネに限らず他の介護職や異業界への転職も良いでしょう。

ケアマネとして働いた経験を活かし、前向きに転職活動を考えましょう!

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