結婚を控えたカップルに寄り添い、結婚式をトータルプロデュースするウェディングプランナーのお仕事。ドレスやジュエリーなどを扱う華やかなイメージと、人を喜ばせることができる仕事内容から、近年女性を中心に人気の職業となっています。
しかし、そんなウェディングプランナーになろうと考えた際「どんな人が向いているのだろう」「私でも仕事が勤まるかな…」と疑問や不安を感じることがあるでしょう。
そこで今回は、ウェディングプランナーに求められる性格やスキルについて解説します。ウェディングプランナーの適性に興味がある方は、ぜひ参考にしてくださいね!
ウェディングプランナーの詳しい仕事内容や年収を知りたい方は以下をご覧ください。
ウェディングプランナーの仕事とは?仕事内容・やりがい、年収についてを解説!
ウェディングプランナーに向いている性格とは?
最初に、ウエディングプランナーという仕事に向いている性格、適性についてご紹介します。当てはまる項目がひとつでもあれば、それはあなたにウエディングプランナーの素質がある証拠です。
接客が好き、人と話すのが好き
1組のカップルと何カ月も打ち合わせを重ね、一緒に結婚式を作り上げていくウェディングプランナーにとって、人と話すのが好きであることはとても重要な素質といえます。
ウェディングプランナーの仕事は接客が基本です。そのため接客や人と話すことに抵抗があると、仕事を辛く感じる原因になってしまうでしょう。
また、何組ものカップルと関わっていくと、時には苦手なタイプのお客様と出会うこともあります。そんな時、諦めずにじっくりと信頼関係を築き、どんなお客様にも親身になってアドバイスができる人はウェディングプランナーに適任です。
人を喜ばせることが好き
結婚式は、主役の新郎新婦だけでなく、参加者全員が幸福な気持ちになれるイベントです。ウエディングプランナーは、そんな結婚式の影の立役者として、式を盛り上げられるよう努力と工夫ができる人が向いています。
楽しいことや人を喜ばせることが好きな人、またイベントの際に中心となって企画を考えられる人などもウェディングプランナーの素質があるでしょう。
向上心のある人
向上心があることも、ウェディングプランナーの重要な素質です。結婚式は、お客様1組ごとにこだわりや理想の形が違います。どのお客様にも常に最高の結婚式をプロデュースできるよう努力を重ねることで、ウェディングプランナーは成長できるのです。
また、ブライダル業界のトレンドや人気の演出などはその時々で変わるものですから、雑誌やSNSなども定期的にチェックして知識をアップデートすることも大切です。
明るい人
結婚式という幸福なイベントに立ち会うウェディングプランナーには、やはり明るい性格の人が求められる傾向にあります。
最高の結婚式ができるようカップルをサポートする立場ですから、いつも明るく場を盛り上げてくれて、前向きな気持ちで楽しいアイデアを出せる人が向いているでしょう。
落ち着いた人
先ほどご紹介した「明るい人」とは対照のようにも思えますが、落ち着いた人もウェディングプランナーに向いています。
結婚式はカップルにとって唯一無二のイベントですから、やはり信頼できるウェディングプランナーに担当してもらいたいもの。その点、落ち着いた口調で丁寧な対応ができて、相談するうえで信頼感のあるウェディングプランナ―が重宝されるでしょう。
書類作成・デスクワークが苦にならない人
ウェディングプランナーの仕事内容には、書類作成やデータ入力といったデスクワークも含まれます。そのため、パソコン操作や事務作業が苦にならない人も適性があるでしょう。
また結婚式の場合、事務処理に漏れがあると大きなトラブルにつながるため、ある程度の几帳面さをもって正確な作業ができることも大切です。
ウェディングプランナーに必要なスキルや能力は?
次に、ウェディングプランナーに求められるスキル・能力について見ていきましょう。
ビジネスマナー・礼儀作法
ブライダル業界は、ビジネスマナーや礼儀作法に関して非常に厳しく、常にハイレベルな接客が求められます。
そのため、マナーや礼儀についての知識が足りなかったり、立ち居振る舞いが雑だったりすると、一人前に仕事をこなすことはできません。
しかし、ビジネスマナーや礼儀作法は努力でカバーできる範囲ですから、専門学校で学んだり接客業で経験を積んだりしてスキルを獲得することは十分可能です。
プランニング力
ウェディングプランナーは、さまざまな個性を持ったお客様と向き合い、常により良い結婚式を提案できるよう演出のアイデアを考えなければなりません。そのため、柔軟な発想力を持ち、独創的な演出を提案できるウェディングプランナーは人気を得やすくなります。
冷静に対応する力・忍耐力
ウェディングプランナーは、どんなに心を込めて対応したとしてもお客様からクレームを受けてしまうことがあります。また、時にはカップルの都合に振り回されたり、なかなか打ち合わせが進まずに困ったりすることもあるでしょう。
そんな落ち込みやすい場面でも冷静な対応ができて、ポジティブに前に進んでいける忍耐力のある人は、ウェディングプランナーに向いています。
プレゼンテーション力
ウェディングプランナーは、自社の結婚式の魅力を理解し、カップルに売り込む営業職の一面もあります。そのため、ただカップルの要望に応えるだけでなく、自社の良さを説明し、納得してもらうプレゼンテーション力も必要です。
ウェディングプランナーに向いていない人とは?
最後に、ウェディングプランナーに向いていない人の特徴についても触れておきます。
人と話すのが苦手な人
ウェディングプランナーの仕事は、接客が基本です。そのため、人と話すのが苦手で、接客の際に緊張やストレスを感じるという人にとっては辛い仕事になるでしょう。
人の好き嫌いが激しい人
人の好き嫌いが激しい人も、ウェディングプランナーには不向きです。ウェディングプランナーは、担当するカップルとは数カ月から半年以上の長期で付き合っていくことになります。
そのため、苦手なタイプの人や嫌いな相手の担当になってしまうと、仕事はとても辛いものになるでしょう。また、ウェディングプランナーが担当するカップルに苦手意識を持っていては、本人とカップルどちらにとっても良いことはありませんよね。
不注意やミスが多い人
ウェディングプランナーの仕事は、少しのミスが大きなクレームにつながることも珍しくありません。なぜなら、ウエディングプランナーにとっては数多く手掛ける結婚式のひとつでも、カップルにとってはやり直しのきかない大切なイベントだからです。
もちろん、仕事を続けていくうえで全くミスをしないことはありません。しかし、同じミスを何度も繰り返したり、不注意の頻度が極端に多かったりすると、仕事を続けるのが辛くなってしまうでしょう。
向いていると思ったら、ウェディングプランナーを目指しましょう!
今回は、ウェディングプランナーに向いている性格や必要なスキルについて解説しました。記事を読んで「自分にぴったり!」と感じた方もいれば「本当に自分にできるかな」と不安が残る方もいるでしょう。
しかし、適性についてあまり難しく考える必要はありません。「人と話すことが好き」「人に喜んでもらいたい」という気持ちがあれば、ウェディングプランナーの素質は十分です。
少しでも自分に向いていると思ったら、ぜひウェディングプランナーを目指しましょう。ウェディングプランナーの求人を探す時は、転職サイトの利用が便利ですよ!