赤ちゃんとのお出かけに注意すべきこと
赤ちゃんとのお出かけは、とても楽しいですしワクワクしますね。
ただ、お出かけするまでの行程は、独身時代のようなわけにはいきません。赤ちゃんの分も加わるので、準備は2人分、2倍にふくらみます。このため思うように時間が使えず、出かける時にはもうすでに「疲れた…」ということも。
あわただしい状態で準備をすると、起こりがちになるのが「忘れ物」ではないでしょうか。
赤ちゃんも、まだお外に慣れないうちは環境の変化からびっくりして泣いてしまったり、興奮して不安定になってしまったりすることも考えられます。
では、どのような点に注意すれば赤ちゃんとのお出かけがスムーズにできるのでしょうか。
できる範囲でお家と同じ育児グッズを持っていく
外出先でもお家のように赤ちゃんと過ごしたいなら、おむつや粉ミルクといった育児グッズは、とりえずお家と同じ商品を持って出かけるのがベターです。
安心感が加わるので、ママやパパもリラックスして赤ちゃんのお世話ができるようになります。
簡素化できるものは携帯用をお出かけバッグにin!

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とは言っても、お家と同じお世話グッズを全て外に持ち出すことはなかなか難しいものです。
そこで、赤ちゃんが日ごろから気に入っているおもちゃや、「うちの場合は、これがないとおむつ替えができない!」と考えられるものだけはその品物自体を持つようにし、その他のアイテムは、できればお出かけ専用のキットを別に用意します。
必ず使用することになるおしりふきやお手ふきは、携帯用のコンパクトなものが売られています。これだけでもお出かけバッグがかさばらずにすみ、スマートに出かけられますよ。
赤ちゃんとのお出かけ持ち物一覧

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赤ちゃんとのお出かけは、楽しい反面抱っこだけでも結構な重量になります。その上荷物まで手持ちしなくてはならないとなると、ママやパパの負担が少し多くなりますね。
これだけは持って出かけると安心!というお出かけアイテムを挙げてみます。
- おむつ
- おしりふき
- ビニール袋
- スティック状の粉ミルクか液体ミルク
- お湯を入れた水筒
- 授乳ケープ
- 着替え一式
- ロンパース
- 下着類
- ソックス
- スタイ など
- 気に入っているおもちゃ
- 母子手帳
- 健康保険証
この他、離乳食が始まっている赤ちゃんの場合は、おやつや離乳食グッズなどもお出かけにあると安心です。
必ず持っていく必要のあるもの
お出かけの時にマストな赤ちゃんのお世話グッズについて、それぞれ詳しく解説しましょう。
おむつとおしりふき、ビニール袋

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- おむつ
- おしりふき
- ビニール袋
おむつの枚数は、月齢や外出先で過ごす時間の長さによっても異なります。
おっぱいだけの頃や暑い時期には、かぶれを回避するためにもおむつ交換はひんぱんに行う必要が。3~5枚程度は必ず持ち歩き、安心して外出先で過ごせるようにしましょう。
おしりふきは、足りないと困るものNo.2 とも言えるグッズです。携帯用でも安心できる場合は小さいものを持ち歩き、お家と同じようにジャンジャン使いたいという方はお家用の大きさのものを持ちましょう。
次に大切なのは、使用済みのおむつを入れるビニール袋です。
外出先によっては、おむつ替えコーナーにビニール袋が備え付けられている場合がありますが、ごみや濡れた衣服を入れる際にも何かと役立つのがビニール袋です。5枚くらいはいつも持ち歩けるといいでしょう。
授乳グッズ(スティック状の粉ミルクか液体ミルク、お湯を入れた水筒、授乳ケープなど)

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- スティック状の粉ミルクか液体ミルク
- お湯を入れた水筒
- 授乳ケープ
授乳期のお出かけには、粉ミルクがあると便利です。あらかじめ1回分を量って小分けにして持って歩くのも良いですし、スティック状のものを携帯するのもおすすめです。今は液体ミルクも存在しますので、赤ちゃんやママ、パパの状況に合わせて用意してください。
また、外出先にもよりますが、授乳コーナー以外で授乳することが予想されるときは、授乳ケープもあると大変便利です。
早く泣き止ませなければいけない狭い空間、立ったり歩いたりできない状況の中で赤ちゃんを安心させるためにも、1枚用意しておきましょう。
授乳ケープは、寒い時や寝てしまったとき、赤ちゃんにかけてあげることもできる汎用性の高いものも販売されています。
着替え一式(ロンパース、下着類、ソックス、スタイなど)

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- 着替え一式
- ロンパース
- 下着類
- ソックス
- スタイ
赤ちゃんとのお出かけでは、外出先で急にミルクをもどしてしまったり、授乳中にお口からこぼれてしまったりと高確率でお洋服が汚れることがあります。
このため、普段着用しているお洋服は一式持ち歩いていると安心です。
下着類、ロンパース、ソックスやスタイなどは、お守り代わりにお出かけバッグにしのばせておきましょう。
気に入っているおもちゃ

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- 気に入っているおもちゃ
赤ちゃんとのお出かけ時には、おうちで赤ちゃんが良く遊ぶ、お気に入りのおもちゃを持っていくことも忘れずに。
ご機嫌ななめになりそうなときでも、おもちゃを持たせれば赤ちゃんの気を紛らわせることができます。
母子手帳と健康保険証などを入れた母子手帳ポーチ

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- 母子手帳
- 健康保険証
赤ちゃんとのお出かけでは、「思いもよらないことが起こるかも」ということも想定しておきましょう。
急に発熱した、ミルクや離乳食を吐いてしまったなどの理由で、急きょ病院に駆け込む…という事態もあり得ます。
母子手帳と健康保険証はいつでもセットにして母子手帳ポーチに備えておくと、赤ちゃんの健康をいつでも守ってあげることができ安心です。
この他にも医療費受給者証や診察券、お薬手帳なども同じポーチにおさめておきましょう。
季節によって必要なもの
赤ちゃんとのお出かけには、季節によっても持っていた方が良いものがあります。
おすすめの商品を時期別にご紹介します。
暑い時期

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暑い時期の赤ちゃんとのお出かけには、暑さ対策や汗対策グッズ、替えのおむつを多く持つ必要があります。
- ベビーカー
- 抱っこひも用の保冷シート
体温が大人よりも高めの赤ちゃんには、暑い時期のお出かけに保冷剤を使ってあげるのがおすすめ。
ベビーカー用、抱っこひも用いずれも、紐で本体とドッキングさせられ、暑さを感じやすい背中から首にかけてを冷やしてあげることができます。専用のカバーも付いているため、冷たくなりすぎる心配もありません。
feecheおすすめの「抱っこひも用の保冷シート」
- ガーゼ
ガーゼはお口などを拭いてあげることもできますが、暑い時期には下着と背中の間に1枚入れておくと、汗を吸い取る役目を果たしてくれます。
汗を吸ったら新しいものと簡単に交換することもできる優れものです。
この他、お出かけ時には蒸れやすいおしりに気を配ってあげましょう。
こまめにおむつを交換して、おしりかぶれを防げるといいですね。
寒い時期

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赤ちゃんとの寒い時期のお出かけには、以下のようなものがあると便利です。
- 抱っこひも、ベビーカー併用の防寒カバー
マルチカバーともいわれるカバーは、できれば抱っこひもでもベビーカーでも使用可能な2WAY仕様のものを選びましょう。両端についているクリップをはめるだけで装着完了のマルチカバーは、極寒期にも使えるダウン素材のものだとなお安心です。
feecheおすすめの「抱っこひも、ベビーカー併用の防寒カバー」
- ベビーカー、抱っこひも用の保温シート
暑い時期に紹介した保冷シートは、付属の保冷剤をレンジで温めることで保温剤としても利用することができます。
赤ちゃんを寒さから守ることができますので、ぜひお気に入りを探してみてください。
feecheおすすめの「ベビーカー、抱っこひも用の保温シート」
場所によってあると便利なもの
赤ちゃんとの外出は、お出かけ場所によってもあると便利なものが存在します。
代表的なものをご紹介します。
衛生状況が不安な外出先で使えるおむつ替えシート

出典:https://www.amazon.co.jp/
赤ちゃんとの外出先では、おむつ替えコーナーの衛生状況がなんとなく気になるものです。
普段からお家でおむつ替えシートを利用しているご家庭も多いかもしれませんが、今は外出先でおむつ替えが清潔にできる便利なシートが存在します。
- ポケット付きおむつ替えシート
おむつ替えシートにポケットが付いているので、おしりふきやビニール袋などを一式持ち歩けます。
シートを広げた際も、傍らのポケットから必要なものを取り出して使用することができます。もちろん防水加工が施され、シート面も綿素材。
安心して使用できます。
feecheおすすめの「ポケット付きおむつ替えシート」
レストランやフードコートで便利な離乳食+使い捨てカイロ

出典:https://310rich.net/
- 離乳食
- 使い捨てカイロ
赤ちゃんの離乳が始まると、外出先での食事がお出かけの難関となる場合があります。
お出かけ先では市販の離乳食を使うのが一番手っ取り早くおすすめなのですが、寒い時期には冷たいまま食べさせることも考えられ、ちょっと心が痛みますよね。
そのようなときには、外出前から離乳食の容器やパックに使い捨てカイロ(貼るタイプ)を貼り付けて、お弁当袋やランチクロスで覆っておきます。
食事を摂る頃には程よく温まって、赤ちゃんも違和感なくお口に運んでくれますよ。
温めた離乳食については注意事項もあります。一度開封して残ったものはくれぐれも再度与えないようにし、必ずビニール袋へ入れて持ち帰り廃棄してくださいね。
赤ちゃんとの外出もこれさえあれば安心というグッズを持とう
今回は、赤ちゃんとのお出かけで必要となる持ち物についてご紹介しました。
ママやパパとのお出かけは、赤ちゃんもきっと喜ぶはず。ワクワク、ドキドキの外出先でも安心して使えるお出かけグッズは、親にとってはお助けアイテムともなります。
ぜひご紹介した内容を参考にしていただき、快適に楽しくお外の時間を満喫してください。