webサイトのデザインやコーディングをメインに行うwebデザイナーのお仕事。web業界の仕事ということもあり、若者を中心に人気の高い職業です。
そんなwebデザイナーになろうと考えたとき、気になるのが「年収」ですよね。いくら興味のある仕事であっても、しっかりとお金を稼げなければ意味がありません。
今回は、webデザイナーという職業に焦点を当てて、仕事内容や平均年収、年収を上げる方法について解説します。これからwebデザイナーを目指す方も、すでにwebデザイナーとして活躍している方も、ぜひ参考にしてみてください!
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webデザイナーの仕事内容
webデザイナーの仕事内容は、おおまかに整理すると次の2点です。
・webサイトの目的に沿ったデザインの作成
・webサイトのコーディング
webデザイナーは、ただ見た目のおしゃれなwebサイトを作成する仕事ではありません。
webサイトは自社商品の紹介や集客、採用などさまざまな目的を持って制作されるため、デザインに関する知識やPhotoshop、Illustratorなどのソフトを駆使して、webサイトの目的を達成できるようなデザインを考える必要があります。
人によっては、HTMLやCSSのような言語を使用して、webサイトのコーディングまで担当する場合もあるでしょう。一口にwebデザイナーといっても、勤務する会社の方針や働き方によって、仕事内容はさまざまです。
また将来的には、基本のデザイン作成やコーディングだけでなく、SEOやマーケティング、UI(ユーザーインターフェース)デザイン、UX(ユーザーエクスペリエンス)デザインなど、幅広いスキルを持つwebデザイナーの活躍の場が増えていくと考えられます。
webデザイナーの平均年収
webデザイナーは、web業界で働く華やかなイメージから、転職やキャリアチェンジ後の職業としても人気があります。ではwebデザイナーを仕事にした場合、どのくらいの年収が見込めるのでしょうか。
ここからは、webデザイナーの平均年収を会社に勤めた場合と独立した場合に分けてご紹介します。
会社に勤務した場合の平均年収
正社員として会社に勤めるwebデザイナーの年収は、300~400万円程度です。転職サイト「doda」が公開している「平均年収ランキング(2020年)」によると、2020年12月時点でのwebデザイナーの平均年収は363万円でした。
同じランキングにおける全職種の平均年収は409万円なので、全職種の中では、webデザイナーの年収はやや低めの水準にあるといえます。
ただし、webデザイナーの年収は、勤務する会社や持っているスキルによって大きく異なります。そのため、大きめの会社に勤務したり、高いスキルや幅広い知識を持っていたりする場合は、さらに高い年収を狙うことも十分可能ですよ!
フリーランスとして独立した場合の年収
フリーランスのwebデザイナーとして独立した場合、年収は人によってピンキリです。まだフリーランスとして経験が浅く、思うように仕事が獲れないと、年収が250万円程度やそれ以下になる場合があるでしょう。
一方、高いスキルと豊富な人脈を持ち、自分を売り込むのがうまい人であれば、webデザイナーの仕事で年収1,000万円を稼ぐのも夢ではありません。
フリーランスのwebデザイナーになる場合は、安定した年収を稼ぐためにも、しっかりと知識やスキルを身に付けてから独立するのがおすすめです。
webデザイナーとして年収を上げる6つの方法
最後に、webデザイナーとして働きながら年収を上げる方法を6つご紹介します。すでにwebデザイナーとして働いている方も、これからwebデザイナーを目指す方も、ぜひできる方法から取り組んでみてください。
方法1.デザインスキルを磨く
webデザイナーが年収を上げる最も基本的な方法は、デザインスキルを磨き、発注者の目的や要望に沿ったwebサイトを作れるようになることです。
ユーザーを惹きつけるwebサイトを作るには、デザインに関する深い知識を備えているだけでなく、常に多方面にアンテナを張り、最新のトレンドを取り入れる努力を怠らないようにしましょう。
方法2.スキルの幅を広げる
webデザイナーが年収を上げるには、与えられた仕事をただこなすだけでなく、自分で勉強を重ねてスキルの幅を広げることも大切です。
たとえば、基本のデザインやコーディングに加えて、マネジメントやマーケティングスキル、プログラミング技術などを身に付けていれば、他のwebデザイナーに差をつけることができます。
また、独自の強みがあれば、自分の市場価値が上がり、年収アップにもつながりやすくなるでしょう。デザインやコーディングがある程度できて、さらに年収を上げたいという場合は、ぜひどんどん新しいスキルの習得に挑戦してみてください。
方法3.会社と給与を交渉する
自分の働きやスキルに対して現状の給与が見合っていないと感じる場合は、会社や上司に給与交渉をしてみるのも1つの手です。ある程度のスキルと実務経験があり、しっかりと会社に貢献できていれば、給与アップに応じてくれる可能性もあるでしょう。
ただし、入社して日が浅かったり、スキルや実績が十分でなかったりする場合は、交渉による給与アップが難しい場合もあります。
方法4.待遇のよい会社に転職する
現在勤めている会社の給与水準が低く、交渉しても昇給が見込めない場合は、見切りをつけてよいよい待遇の会社に転職するのも1つの選択肢です。
webデザイナーは、たとえ同じスキルを持っていたとしても、所属する会社の規模や方針によって給与水準が大きく異なる場合があります。
ただし、待遇のよい会社に転職するには相応のスキルや実績が求められます。そのためwebデザイナーになったばかりの段階ではあまり年収にこだわりすぎず、webデザイナーとしてしっかり実績を積んでから待遇のよい会社への転職を視野に入れるとよいでしょう。
方法5.上位の職種にキャリアアップする
webデザイナーの方が年収を上げるなら、webデザイナーより高い給与が見込めるwebディレクターやwebプロデューサーといった職種へのキャリアアップを目指すのもおすすめです。
webディレクターは、制作スタッフのリーダーとしてwebサイト制作の進行管理や品質管理などを行う役職です。webディレクターには、技術だけでなくコミュニケーションスキルやマネジメントスキルが求められるものの、webデザイナーとしての経験を活かしてステップアップしやすい職種といえるでしょう。
また、webディレクターを経て、さらに上位職に当たるwebプロデューサーを目指すことも可能です。
方法6.フリーランスとして独立する
自分のスキルを最大限に活かしてもっと年収を上げたいというときは、会社から独立してフリーランスになる方法もあります。
フリーランスの場合、どのくらいの年収を稼げるかは実力次第です。そのため、人によって会社に所属していたときより年収が下がることも、または大幅に上がることもあるでしょう。
フリーランスとして高い年収を稼ぐには、高いスキルだけでなく、人脈を活かした仕事の獲得やセルフブランディングなどが役立ちます。
まとめ
会社に勤務するwebデザイナーの平均年収は300~400万円程度で、全職種の平均よりはやや低めです。ただし、webデザイナーの年収はスキルや実績、勤務する会社によって大きく異なり、努力しだいで年収を上げるチャンスは多くあります。
また、年収1,000万円以上を目指す場合は、フリーランスとして独立するのも1つの手です。webデザイナーとして第一線で活躍し、年収も上げたいと考える方は、まずはしっかりとスキルと実績を増やして、よりよい待遇で仕事ができるよう努力を重ねましょう。
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