歯科衛生士は何歳まで働けるの?高齢の方でもおすすめの働き方や職場を解説

歯科衛生士は何歳まで働けるの?高齢の方でもおすすめの働き方や職場を解説女性の仕事・資格

国家資格を持つ専門職であり、年齢を重ねても働き続けられることが魅力の歯科衛生士のお仕事。

歯科衛生士として就職・転職を考えている方の中には「何歳までこの仕事を続けられるんだろう?」「若い人がやっているイメージだし、おばさんが応募すると浮いてしまうかも…」と不安を感じる方もいるでしょう。

今回は、歯科衛生士が働ける年齢について疑問・不安をお持ちの方に向けて、歯科衛生士の定年や、働いている人の平均年齢、高齢の方の働き方についてまとめていきます。ぜひ就職・転職に悩んだ時の参考にしてみてくださいね!

今から歯科衛生士を目指したい!という方は以下をご覧ください。
歯科衛生士の資格とは?資格の取り方から仕事内容・年収、やりがい等を簡単に解説!

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歯科衛生士の一般的な定年は何歳まで?

結論から言えば、歯科衛生士には法律で決められた定年はなく、年齢によって資格が取り消されることもありません。そのため、何歳まで働けるかは勤務先の規定により異なります。

歯科衛生士のおもな勤務先である歯科医院でも、定年を60歳と定めている場合もあれば、特に定年を定めていない場合もあります。

もしこれから新たな職場で歯科衛生士として働こうと考えている方は、面接時に定年制度があるかどうかを確認しておくとよいですね。

また、勤務先の定年が60歳だったとしても、法律で定められた「再雇用制度」により、雇用主は希望する職員を65歳まで継続雇用する義務があります。

つまり歯科衛生士は、60歳以上でも職場で活躍できるチャンスが大いにあるということです!

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歯科衛生士の平均年齢は?

総務省統計局『主要職種別平均年齢,勤続年数,実労働時間数と月間給与額』よると、2018年(平成30年)時点での、正社員の歯科衛生士の平均年齢は34.8歳です。

また、厚生労働省が発表している『平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況
』によると、歯科衛生士として働いている人のうち、25~29歳の割合は13.4%となっています。

同じく30~34歳の割合は13.7%、35~39歳の割合は13.0%、40~44歳までの割合は14.3%、45~49歳までの割合は13.3%です。また、60歳を過ぎて就業している方も、4.5%の割合で含まれています。

この結果から、若い人だけでなくさまざまな年代の方が現役で歯科衛生士として働いていることがわかりますね!

近年、歯科衛生士として働く方の平均年齢は年々上昇傾向にあり、これからもさらに平均年齢は上がっていくと予想されます。

定年後も続けられる歯科医院はあるの?

歯科衛生士は、60歳を超えても仕事を続けられるチャンスがたくさんあります。

先ほども少し触れたように、長年勤めてきた医院が定年制度を設けていない場合もありますし、60歳が定年であったとしても、希望すれば65歳まで再雇用してもらうことが可能です。

もちろん、60歳を過ぎれば体力では若い人におよばないことがあるでしょう。しかし、長く歯科衛生士として働いてきたからこその経験や技術、コミュニケーション力などが重宝される場面もあるはずです。

定年後は給与が下がる可能性がある

ただし、定年を過ぎて同じ職場に再雇用される場合、雇用条件が定年前と同じとは限りません。雇用形態も正社員である必要はなく、契約社員やパートタイマー扱いに変更されることもあります。

60歳で定年になる医院の場合、再雇用制度に基づいて65歳まで働き続けることができますが、給与は5~7割程度にまで下がってしまうことも珍しくないのです。

ぎりぎりまで現役で働きたいと考えている方は、定年後に給与が下がることも考慮しておく必要があるでしょう。

高齢での転職も可能なの?

近年、歯科衛生士は人材不足の状態にあり、50代や60代でも新たな職場に転職することは可能です。また人手不足の状況にあるからこそ、福利厚生の充実など、歯科衛生士にとって働きやすい職場環境も整いつつあります。

ここでは、50代や60代の方が歯科衛生士として転職を考えた際、どんな働き方ができるのかを具体的に考えていきましょう。

高齢の方の働き方

お金のため、老後のために働きたいと思っても、60代ともなれば体力的にきつく感じることも増えてくるでしょう。

患者が多い職場でフルタイムでSCやSRPを数多くこなし続けるとなると、姿勢が固定されることもあり、なかなかハードですよね。

そこで、常勤の正社員ではなく、限られた曜日や時間内のみ働く非常勤やパートタイマーといった雇用形態を選ぶ方が増えています。

もちろん、働ける年齢ぎりぎりまで正社員で働くことも可能です。しかし、ある程度年齢が上がってきたら「何歳まで働けるか」だけでなく、自分の体力を考慮しながら、働きやすい職場、雇用形態を選ぶことも大切になってくるでしょう。

どういう転職先がおすすめ?

高齢で新しい職場に転職するなら、以下のような転職先がおすすめです。

  • 院長が高齢で、患者数もそれほど多くない歯科医院
  • 訪問診療を行っている歯科医院

高齢になってくると、仕事のスピードが重要視される忙しい医院での勤務は大変!ましてや新しい仕事場、人間関係の中で一からスタートするとなるとなおさらですよね。

そこで狙い目なのが、院長自身が高齢で、来院する患者数もそれほど多くない歯科医院。来院する患者の数が少なければ、時間に余裕をもって仕事を進めやすくなります。

また、通院困難者を対象とした訪問診療に同行する仕事もおすすめです。訪問診療は、助手やドライバーの方が荷物を運んでくれたり、比較的落ち着いて仕事ができたりすることがあり、高齢の歯科衛生士にとって働きやすい環境といえます。

訪問診療を必要とする患者さんは高齢者が多いので、自分の年齢に気兼ねせずに仕事をしやすいと感じる方もいるようですよ!

働けるかも!と思ったらまずは相談してみましょう

歯科衛生士は、数ある職業の中でも、国家資格を持っているという点で大きなメリットのあるお仕事です。

歯科衛生士といえば若い女性をイメージする方も多いかもしれませんが、今回ご紹介したように、実際は20代~60代まで幅広い年代の方が活躍しています。

「働きたい!」という意欲があれば、年齢に関係なく就職・転職できる可能性は十分にありますよ!

また、もしあなたが自分の年齢を気にして歯科衛生士としての転職活動をためらっているなら、まずは信頼できる転職サイトに相談してみるのもひとつの手です。

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