トイレトレーニングという言葉は、子育て中のママにとって、ちょっと心配だったり不安だったりする言葉ですよね。
「○○ちゃんは、もうトレーニングパンツはいているらしいよ」「○○くんは、おしっこって言えるようになったんだって」
そんな話を耳にして、うちの子はどうしよう、もう始めたほうがいいかな、と気になる「トイレトレーニング」時期。
しかし赤ちゃんの成長は個々に違うので、不安になったり心配したりしなくても大丈夫です。日々成長する赤ちゃんは、いつかはオムツを卒業し、パンツをはくようになります。
トイレトレーニングは赤ちゃんの成長をママがお手伝いする期間なのです。
そこでママが赤ちゃんをしっかりサポートできるトイレトレーニングの上手な進め方や、ショッピングサイトで人気の便利アイテム、トイトレアプリなどをご紹介します。
トイレトレーニングとは
赤ちゃんがオムツから卒業するために、トイレでおしっこやうんちをする練習のことをトイレトレーニングと言います。
赤ちゃんは生まれたときからオムツの中で排泄をしていたので「トイレに行きたい」という感覚がありません。
まずは「トイレに行きたい」という感覚や、「トイレでおしっこやうんちをする」ということを覚えることが必要となります。
ただ赤ちゃんにとって、トイレという小さなお部屋が嫌な思いをするところだと感じさせないように、楽しく練習することが大切です。
トイレトレーニングの最初の一歩は赤ちゃんの様子を見ながら始めましょう。
トイレトレーニングはいつから開始すべきか
「おむつ取れたよ」「あれ、まだトイレトレーニングしてないの?」など、周りの声が聞こえ始める2歳過ぎから3歳頃、この時期が一般的にトイレトレーニングの頃合いと言われています。
ですが、焦ってはいけません。赤ちゃんの発育の様子を見てから開始するようにしましょう。
一人でしっかり歩いていますか?
まだしっかり歩けない時期からトイレトレーニングを始めると、おしっこが出そうなときに、すぐにトイレに行けないということも出てきます。
そうなると、赤ちゃんもママもストレスに感じてしまうため、しっかり一人で歩けるようになってから始めるようにするのが良いのです。
言葉が理解できていますか?
トイレトレーニングには意思疎通が大事です。
「トイレ」や「おしっこ」という言葉を理解できるのとできないのとでは大違い。
言葉が理解できて、「○○に行きたい」「○○したい」ということをママに伝えられるようになってから始めてみてください。
おしっこの量は増えていますか?
生まれてから、トイレトレーニングの時期までオムツが段々大きくなってきていると思います。それに伴いおしっこの量はどうですか?
まとめてたくさんの量が出るようになっているかがひとつの目安。
少しずつ何度もしているようなら、時期にはまだ早いかも。何度もおしっこに行かなきゃいけないのは、ママも赤ちゃんにもストレスになります。
トイレトレーニングの方法
トイレトレーニングは、長い目で段階を踏みながらすすめていくのがベストです。
では、どんな段階を踏んで進めて行くのが良いか3STEPに分けて見てみましょう。
STEP1:トイレ=おしっこする場所と理解させる
まずは、トイレがおしっこをする場所と理解させるところから始めましょう。
絵本や動画などを使い、好きなキャラクターやお話で覚えると、おしっこをするトイレが楽しい場所として意識付けされると思います。
また、トイレに恐怖心を抱かないように、楽しくてトイレに行きたくなるような工夫を心掛けてみてください。
好きなキャラクターがいるトイレは、楽しい場所として理解させられたら大成功です。
STEP2:トイレに誘って便座やおまるに座らせる
次に楽しいトイレに誘って、便座やおまるに座らせます。トイレに誘うタイミングはいつがいいか迷うと思いますが、いろんな節目で誘うといいでしょう。
寝る前、水分を取ってしばらくしたあと、お出かけから帰ったときなど、赤ちゃんのご機嫌を見ながら、頃合いを見計らって誘ってみてください。
またトイレの便座は小さなお子さんのお尻には大きすぎるので、キャラクターの付いているおまるや赤ちゃん用の便座が必要です。
トイレやおまるに興味を持ち、自分からトイレに行ってみたいなという気持ちが大切なので、ここでも一工夫をしてみてください。
トイレでご褒美シールを貼ったり、トイレトレーニングのアプリで回数を数えたり、赤ちゃんが楽しくなるようなお役立ちアイテムを使うこともおすすめです。
STEP3:濡れた感覚をトレーニングパンツで覚える
トレーニングパンツは紙おむつと違い、おしっこをするとパンツの中が濡れている感覚になります。
トレーニングパンツのおしっこが当たる部分は何層にもなっているため、外には漏れないのですが、はいている赤ちゃんにはわかるという仕組みです。
この仕組みこそ、おしっこが出たという感覚を養っていくのに最適なのです。
ただ、お尻が濡れてしまうため赤ちゃんが風邪をひかないかが心配ですよね。トレーニングパンツを使い始めるのなら、夏の間がおすすめです。お洗濯は少し大変ですがママも頑張りが必要です。
ここまでできると、おしっこが出そうになった時に教えてくれるようになったり、自分からトイレに行ったりするようになってきます。
失敗しても怒らず、成功したらたくさん褒めてあげて、この時期だけのトイレトレーニングを笑顔ですすめてみてください。
トイレトレーニングにおすすめ!便利なアイテム3選
トイレトレーニングを始める際に、人気のある便利なアイテムをご紹介したいと思います。
紹介している商品はYAHOO!ショッピング、楽天市場、アマゾンで赤ちゃんのトイレ用品ランキングで上位の商品ですので要チェックです。
アイテム1 補助便座・おまる
大人も使うトイレは赤ちゃんのお尻では大きすぎるので、便座やおまるで対応が必要です。
アガツマ アンパンマン 5WAYおまる おしゃべり付き

出典:https://www.agatsuma.co.jp/
お子さんに大人気のアンパンマン。おまるや補助便座として、ライフスタイルに合わせて使えます。また、アンパンマンがおしゃべりしてくれる機能もあるので、小さなお子さんも喜ぶこと間違いなし。アンパンマンの応援があれば、トイレに行くのも楽しくなると思います。
また、トイレトレーニングが終われば、足の踏み台にもなるので、トイレの便座に上手に一人で座れるようになるまで長期間使用できます。
またがず「座る」スタイルの補助便座。成長に合わせてステップアップでき、スムーズに大人用トイレに移行できる便利な便座ということで人気です。
シンプルな見た目ですが、色々な色の展開があるのでお子さんの好きな色に合わせるのもいいですね。
アイテム2 トレーニングパンツ・パッド
パンツの濡れた感覚が理解する練習には、トレーニングパンツやトレーニングパッドがおすすめです。
チャックルベリー トレーニングパンツ

出典:https://www.chucklebaby.shop/
3層から6層まで、お子さんのトレーニング具合に合わせて段々と薄くしていくことができるトレーニングパンツです。数枚組になっているので、洗い替えができ安心です。
グーン 安心トレーニングパッド(34枚入)

出典:https://www.elleair.jp/
布パンツにトレーニングパッドを付けることで、おしっこをした際に濡れた感覚を実感できます。パッドに水分は吸収されるのでパンツは濡れず、おしっこで床がべちゃべちゃになるということもありません。
アイテム3 トイレトレーニングアプリ
キャラクターが出てくるアプリを使うと、毎回楽しみながらトイレトレーニングができます。
トイトレ ムーニーちゃんとトイレトレーニング
オムツでおなじみのムーニーちゃんと一緒にトイレトレーニング。
声かけした回数や、トイレに行った回数などすすみ具合を記録できます。
親子で楽しく!トイレトレーニング
ワンちゃんやウサギちゃんが出てきて一緒にトイレトレーニングできます。
また、スタンプカードや動画アニメなどで楽しみながらトレーニングできる点もポイントです。
他にもいろいろとありますので「トイレトレーニング」でアプリ検索してみてください。
まとめ
トイレに行けるようになるのは、成長に合わせながらで問題ありません。周りの目を気にせず、焦らず、お子さんのペースに合わせるのが一番です。
赤ちゃんがイヤイヤ期の時には、ママもストレスになります。そんなときはいったん休憩しましょう。
親子で楽しいトイレトレーニングの時間を過ごすために、これまでご紹介した内容を参考にしてみてください。
長い子育て期間の中で考えると「トイレトレーニング」の期間はほんのちょっとです。楽しく乗り切りましょう!