生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴とは?成長の状況や育児の悩み・対策を解説!

生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴とは?成長の状況や育児の悩み・対策を解説!子育て
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生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴

生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴

出典:https://www.meiji.co.jp/

生後8ヶ月を迎えると、赤ちゃんにはどのような身体的な特徴が起こるのでしょうか。
体重や身長の平均値などを交えてご紹介します。

体重、身長の平均

生まれた頃は3キログラム前後の体重で生まれた赤ちゃんも8ヶ月を迎えると以下のように大きく成長します。母子手帳などに記載される成長曲線で、体重と身長の平均値を見てみましょう。

生後8ヶ月の男の子の平均値

体重:約8.5キログラム
身長:約71センチメートル

生後8ヶ月の女の子の平均値

体重:約7.8キログラム
身長:約68センチメートル

上記の値はあくまで平均的なものです。我が子がこの数値より大きくても小さくても、無事ここまで大きくなれたことにまずは感謝したいものですね。
はいはいやつかまり立ちにもチャレンジできるほど大きくなった赤ちゃん。抱っこも重くて一苦労になりそうです。

特徴や行動1:おすわりからはいはいへ

赤ちゃんは8ヶ月に入ると、支えがなくても一人でおすわりすることが上手になります。
目の前に興味が引かれるものがあれば一人でも遊べるようになるので、ママは少しだけ赤ちゃんから手が離せるようになるでしょう。
この時期は、四つん這いになってはいはいにチャレンジし始めることもあります。

自分で移動できると世界が広がり、赤ちゃんはますます好奇心旺盛になります。
赤ちゃんにとって「これ、危ないかな…」と少しでも考えられるものは、あらかじめ手の届かないところに置くなどして危険を回避し、楽しく過ごせるようにしてあげましょう。

特徴や行動2:離乳食はモグモグ期の2カ月目に突入

モグモグ期は、1日2回の食事が基本です。
7カ月のうちに豆腐程度の固さのものをモグモグしながら飲み込めるようになっていたら、さらにすりつぶした白身魚やまぐろなどの赤身魚、鶏のささ身なども加えていきます。食材の幅を広げていろいろな味に出合わせてあげてください。

特徴や行動3:ママやパパとのスキンシップが楽しい時期

8ヶ月頃になると、個人差はありますが笑ったり泣いたりの表情も一段とつく上、感情の表現方法が多彩になります。
この時期、一番赤ちゃんにとって大切なのはママやパパなどの大切な人とのスキンシップです。
忙しい中だとは思いますが、ママやパパはなるべく赤ちゃんの要望に応えてあげたり、一緒に遊んだりしながら、コミュニケーションをとるようにしましょう。

「たかいたかーい」やおひざに乗せての飛行機遊びといった身体を使ったダイナミックな遊びも多いに喜んでくれます。

特徴や行動4:同じことを繰り返してやりたがる

8ヶ月頃の赤ちゃんは、ひっぱったり押したりなどの動作を繰り返し行うことも特徴の一つです。
もしできるなら、開ける、閉めるといったいろいろな動作に音が伴うようなおもちゃを赤ちゃんに用意して、遊ばせてあげてみてはいかがでしょうか。

「はいどうぞ」とおもちゃを渡し、「ありがとう」と受けることもそのうち何度も行うようになります。いないいないばぁもこの時期の赤ちゃんは大好き。何度もチャレンジすることをせがまれるかもしれませんが、記憶が残るようになった証拠なので、できれば付き合ってあげましょう。

生後8ヶ月の赤ちゃんの育児の悩みと対策

生後8ヶ月の赤ちゃんの育児の悩みと対策

出典:https://zexybaby.zexy.net/

生まれたての頃よりも身体がだいぶ発達し、お着替えなどもさせやすくなりますが、生後8ヶ月ならではの育児の悩みには、いったいどのようなものがあるのでしょうか。
この項では、ママやパパに役立つ対策方法も交え、育児のヒントやお助けグッズなどをご紹介します。

育児の悩みと対策1:家の中には危険がいっぱい!

生後8ヶ月になると、赤ちゃんの発達におすわり、はいはいなどが加わるため、行動範囲がぐっと広くなります。
少し目を離したすきに思ってもみないところにおすわりして、何やかやといたずら三昧…ということも多いのがこの時期です。
特に居間などでは、電源のコードや使っていないコンセントなどに手を出さないようにきちんと対処しておきましょう。

このようなときに役立つのが、100円ショップや赤ちゃんグッズの専門店に売られているコンセントカバー、コードの使わない部分を巻いておけるコードリール、ドアに手を挟まないようにするドアストッパーなど。とりあえずはこのあたりのものを早急に用意して、事故を未然に防ぎましょう。

台所やおふろ、階段や玄関には、勝手に入れなくするゲートの設置も役に立ちます。
ゲートは、大人が通る際にまたぐタイプのもの、ドアを開閉するものなど種類も豊富ですが、通過する際はママやパパに意外と負担がかかるものです。
子どもを抱っこしている状態や、次の子を妊娠していても通りやすいものを選んでおくと、買い替えの必要もなくなりおすすめです。

育児の悩みと対策2:離乳食の量が増えない、または食べない

もともとおっぱいが主食だった赤ちゃんのこと。離乳食がうまく進まずにおっぱいばかり欲しがるという赤ちゃんがいても不思議ではありません。でも、食べてくれなかったり量が増えなかったりすると、ママやパパは不安になるものですね。

離乳食の量があまり増えない場合、まず気にするべきなのは体重です。
ゆるやかでも増加している場合は良いのですが、「あまり増えないな」と心配な場合は母乳を若干減らし気味にして食べる量の様子を見るか、小児科の先生や保健師さんに相談してみましょう。
もしかしたら、「離乳食は好きだけれど、少し粒が大きくてお口でモグモグできない」「味つけが同じで飽きた」だけかもしれません。
形状を少しの間だけゴックン期に近くまで戻してみたり、とろみを使ってなめらかにしてみたりする、ごくわずかの量のお味噌やしょうゆを味付けに使ってみるなど、ママやパパの負担にならない範囲で、離乳食づくりを賢く乗り切りましょう。

離乳食中期「モグモグ期」に食べられる食材やレシピについてはこちらをご覧ください。

離乳食中期(7~8ヶ月ごろ)におすすめレシピとは。この時期に食べられる食材別にご紹介

育児の悩みと対策3:マグなどストローでなかなか飲めない

離乳食が始まったご家庭では、哺乳瓶ではなくベビー用のマグなど乳首以外の飲み方にチャレンジしてきたママやパパも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんのうちは、コップの形状やストローでの飲料摂取がなかなか上手には進みません。特にストローは、細長い筒から飲み物を吸う力が必要なので、赤ちゃんが慣れるまでに時間がかかってしまうものです。

そこで、ストロー飲みがスムーズにいくように、ママやパパは少しお手伝いをしてみませんか?
赤ちゃんの飲み物コーナーには、パックに入った飲料が多く売られています。
ママやパパは赤ちゃんがパック飲料のストローをくわえたら、少しだけ下から押して、ストローに飲料が入っていくことを手伝います。
少しずつかもしれませんが赤ちゃんは飲む方法を身につけて、やがて一人で飲めるようになります。
ちょっと大人が手を差し伸べるだけでも、赤ちゃんは自信をもっていろいろなことを身につけていくことができます。
見守りながら手助けしていきましょう。

育児の悩みと対策4:後追いがいつまでたっても続く

ずりばいやはいはい、早い赤ちゃんだとつかまり立ちにもチャレンジし始める子もでてくるのが8ヶ月の頃です。
ただし、自分で移動できるといってもあまり早くは動けませんから、ママやパパが見えなくなると赤ちゃんは必死で追いかけてきます。
後追いがひどいと家事などママやパパのやりたいことが滞って、なかなか仕事が進まずストレスになりますね。

そこで、おんぶに加えて歩行器を育児応援グッズとして活用してみてはいかがでしょうか。
「歩行器は、使い続けると成長に良くない」などといわれることもありますが、足で押しながら自分で移動する力が身につく上、赤ちゃんの意思でママやパパのそばまで近寄ることもできます。赤ちゃんも安心できますし、ママやパパも話しかけながら近くで家事などの用事を進めることができる便利なアイテムです。
歩行器は、シンプルな形態ならば3,000円台から販売されていますし、「赤ちゃんはすぐに大きくなるので、グッズはあまり増やしたくないな」という方はフリマサイトを使ってさらに安く手に入れたり、売ったりすることもできます。

赤ちゃんもママやパパも笑顔になれるアイテムを効率よく使って、心地よく育児しましょう。

育児の悩みと対策5:歯の生え方やお手入れの仕方が気になる

前歯が生え始める時期を迎える8ヶ月。離乳食もあるので、歯のお手入れが気になるというママやパパもいらっしゃるのではないでしょうか。
乳歯のお手入れは頑張りすぎない程度に、でも大切に行っていきましょう。
歯ぐきの色や生えた場所が気になる場合は、乳児健診で相談するのも良いですし、赤ちゃんの歯を診てくれる歯医者さんを探して訪ねてみてもいいでしょう。

おうちでできる赤ちゃんの歯のお手入れ方法は、ママやパパがやってあげることがおすすめです。
生え始めの乳歯のお手入れは、さほど難しいものではありません。清潔なガーゼのハンカチを水で濡らして、食べたら汚れをふき取ってあげます。また、すぐに歯のお手入れができない場合は、食後は麦茶などでお口を潤してあげるだけでも効果があります。
市販で歯磨き用のナプキンも販売されているのおすすめです。

かわいらしい小さな乳歯は、これからの長い人生で、歯並びやお口の健康状態に直結します。
ぜひ大切にしてあげてください。

ますます動きが活発になる8ヶ月。危険を回避しながら子育てを楽しみましょう

この記事では、おすわりやはいはいなどで、自分なりの楽しみを見つけていく8ヶ月の赤ちゃんの特徴などについてご紹介しました。
腰がしっかりした赤ちゃんは、お着替えやおむつ替えもだいぶ楽になりますが、まだまだ新たな育児の悩みを抱えやすいのもこの時期の特徴です。
小さなものをお口に入れたり、電源コードなどで遊んでしまったりという危険を回避しながら、赤ちゃんの状況に応じて楽しく育児できるといいですね。

子育ての悩みは便利な育児グッズを使用することで解消したりお世話が楽になったりする場合があります。
ぜひママ友などからの情報も上手にキャッチしながら、無理なく子育てをしていきましょう。